ススキの名所、曾爾高原に行ってきました。
前回は倶留尊山を周回してきましたが、今回は
古光山コースを縦走、岩岩で急勾配な崖登り、
崖下りを楽しんできました。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/28119076
登山口情報
駐車場 曾爾高原前の野口駐車場 800円
トイレ 有り
洗い場 不明
自販機 有り
登山コース
曾爾高原を起点に倶留尊山に向かうコース、古光山に向かうコースがあります。
2つのコース共に三重県側に下りアスファルト道を歩いて再び曾爾高原に戻ってこれます。
前回は倶留尊山まで行ったので、今回は古光山までを縦走、みつえ高原牧場の横を歩いて
帰ってくるルートにしました。
登山日記
昼からとても混雑する曾爾高原の野口駐車場。朝8時頃はガラガラで誰もいない状態です。
登山準備をして早速出発しました。
アスファルト道を歩いて古光山の登山口に到着しました。
古光山と書いて「こごうやま」と読みます。
今日は前日の大雨で地面は濡れているので、足元に注意しながら進みます。
この辺の看板には山頂までの距離がしっかりと書かれているので、参考になります。
登山口に入ってすぐに階段が続きます。とても綺麗で美しい階段ですが、
濡れている時はヌルヌルで滑りやすくなっています。
めっちゃ滑りやすく、誰かオイルでも蒔いたのか!と思うほどツルツルと滑ります。
この日は同僚と一緒に山行、撮って貰いました。
前方に最初の山、後古光山が見えてきました。
ちなみにこの後古光山は「あとこごやま」「うしろこごうやま」など読み方があり、
どれが本当なのか分かりませんでした。
ただ看板にはMt.Ushirokogo Summitとあるので「うしろこごやま」「うしろこごうやま」が
正解だと思います。
ここで後古光山の手前で分岐がありました。左側が広場に出て、この看板の後ろ側が
後古光山への道となります。
少し迷いやすいので注意が必要です。
後古光山まであと少しという所、鎖やロープが出てきました。
左側が崖になっていて、地面も滑りやすいのでゆっくりと進みます。
看板が壊れてしまってますが「後古光山々頂」と書かれていたと思います。
ここは広くは無いので、早々に出発しました。
次は向こうに見える、古光山を目指します。この後古光山からは一度谷に下り
再び古光山へ登るという険しいルートになります。
いきなりロープが出てきました。長いロープの箇所がたくさんあります。
しかも雨上がりでロープが濡れていて何とも気持ち悪かったです。笑
同僚もじっくりと降りてきます。持つところが無くて木の根っこを使ったりと
アドベンチャーな感じになってきます。
写真では伝わらない高度感。なかなかの勾配を降りていきます。
紅葉というよりは落葉な中を歩いて降りていきます。
やっと平地になってきて、峠に着ました。
古光山と後古光山の間の峠に到着、YAMAPには無かったのですが、
ここからエスケープできるようです。
実は峠から古光山まではかなりの急勾配、というよりも崖登りな感じで
写真を撮る暇もないほどの斜面でした。
後古光山からは斜面に杉が生えていたので、そこまでの勾配じゃないと思っていましたが、
ロープが無いと登れなかったであろう崖や、木の根っこに登山テープがあり、
ここは掴んでも大丈夫だよ~と言わんばかりにテープが張ってくれてあり
とても助かりました。
この斜面を登るのも大変ですが、下りは怖いと思います。
次は古光山(南峯)を目指して出発です。ここら辺から左右が切り立っていて
高度感があります。
写真では全然伝わらないのですが、この両サイドは崖になっていて
岩の上を歩くという怖い場面でした。蟻の門渡りみたいな感じでしょうか。
3つ目の山、南峯に到着しました。縦走コース最後の山。
ここで出会ったおばあちゃんとしばし会話。ここまで3組しか出会ってません。
YAMAPのアカウント交換をしてお別れしました。
南峯の山頂、岩岩で何にもありません。
南峯からもう無いだろうと思っていましたが、まだまだ急斜面が続きました。
ヌルヌルの地面で滑りまくりです。
無事に向こう側の登山口に到着しました。
もう多分2度と通る事がないルートだと思います。笑
アップダウンが激しくて、道中に出会ったのは3グループだけで、皆さん初めて通られるとの事。
2回目以降に通った人はいないのでリピーターが少ないルートみたいです。
登山口には今は使われていない?斎場がありました。
ここからはアスファルト道をテクテクと歩いていきます。
さっきまでの登山道が凄かったので、余計にさわやかと感じます。
2人で色んな写真を撮って遊んでいました。
車もほとんど通らないのでこんなポーズも。笑
牧場が見えてきました。牛舎からはモーーーーーという鳴き声。
久々に聴きました。
このルート、結構ススキが綺麗でたくさん見る事が出来ました。
今日最初に後古光山に向かう登山口とは反対側の登山口から今度は亀山を目指します。
ここからいよいよ曾爾高原へ戻っていきます。
道が分からずにYAMAP通りに進んでいるのに道が無くて、ススキの中を藪漕ぎしています。
ススキを見に曾爾高原に来ましたが、こんなに近くで見るとは思いませんでした。笑
その後なんとか脱出、道を見つけて亀山まで無事に登る事ができました。
向こう側に見える山は午前中に登ってきた後古光山や古光山が見えています。
曾爾高原は相変わらず美しい光景でした。でも私は新緑の曾爾高原の方が好きかな?
ちょっとススキのピークが過ぎたのかな?と思うほどあんまり美しさは無かったです。
お亀の池、上から見ているとたくさんの人が上に登ってきているのが見えました。
今度は下から。空がもっと青空だったら美しく見えたかも知れませんね。
曾爾高原のど真ん中で火を使う事は出来ないので、帰り道に良い所で豚汁を食べました。
鎧岳が見える道路脇のベンチ。朝から何も食べずに午後3時、やっと昼食で
お腹が満たされました。最高に美味しいお昼ごはんでした。
今回の古光山コース、あんまりオススメ出来ない程、アップダウンが激しくて
大変な縦走コースでした。
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