苔むした石畳や曽爾高原、広い山頂など
見どころがいっぱいの大洞山~尼ヶ岳を縦走。
「美杉アルプス」と勝手に命名したくなるほど
美しい景色を眺めながら縦走できます。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/30668645
登山口情報
美杉村 三多気の桜、公園駐車場 https://maps.app.goo.gl/RQvtYnMXU4gbAHPt7
駐車場 無料 一番下の駐車場には50台は駐車可能だと思います。
トイレ 駐車場にあり
洗い場 無し
登山日記
朝早くに三多気の桜の公園駐車場に到着しました。
まだ桜には早いので、駐車場もガラガラで誰もいない山行かな?と思いましたが、多くの登山客で
賑わっていました。ちょっとホッとします。
出発の前のウォームアップ、ストレッチをしながら看板を眺めます。
今日は長い山行になるので、入念に準備運動をしておきます。
少し登ると「夜桜広場」という広場がありました。真ん中にミツマタを発見しました。
ちょうど見ごろな満開な時期でしょうか。
甘い匂い、何枚も写真を撮っていて全然登山が進みません。。。
茶畑には詩集みたいなものが飾られていました。
ちょっと私には難しすぎました。。。
集落の中の道をひたすら登っていきます。
朝の田舎の空気。なんかすごい気持ちよかったです。
かやぶきの屋根。昔の人はこんな景色を見ていたんでしょうか。
山に入る前から見どころが多すぎです。
真福院という寺院に到着しました。この左手の道から登っていきます。
木造阿弥陀如来坐像など国の重要文化財などが祀られていて有名な寺院のようです。
真福寺の上側に回り込むとトイレがありました。
こちらが最後のトイレとなります。
整備された道を登っていきます。
コケが美しい階段です。結構階段が続くのでいきなり疲れます。
アスファルトに出ていよいよ本格的な登りが始まります。
大洞山から尼ヶ岳はたくさんのベンチが設置されています。
写真ではなかなか伝わらないしんどさ。何度も小休憩しながら登っていきます。
もうすぐ山頂という所までやってきました。急に雰囲気が変わって原生林みたいな雰囲気。
テンションも上がってきます。
まずは今日1つ目の山、大洞山の雌岳。文字が赤く表示されているのは、初めて見たかもしれません。
今回もしっかり3Dスキャンしてお持ち帰りしてきました。
次は大洞山の雄岳を目指して縦走していきます。
こんな馬の背、少し下って登ってを繰り返して雄岳まではあっという間に到着します。
すぐに雄岳に到着です。ここの背景の景色がとても綺麗で最高でした。
こちらもスキャンしてお持ち帰りしました。三重から来ていたお二人と一緒に山行していましたが、
3Dスキャンを説明するとビックリしていました。
大洞山の雄岳からどんどんとピークを取っていきます。
まずは四ノ峰。大きな岩に小さなプレートがありました。
三ノ峰。この看板を探すのに少し苦労しました。
三ノ峰と二ノ峰の間には出合いがあり、帰りはこちらの苔むした石畳の方へ降りていきます。
二ノ峰に到着、ここに登らなくてもYAMAPでピークは取れそうでしたが、
せっかくなので登ってきました。
こんな面白いモノも見つけました。
一ノ峰に到着、ここからはいよいよ最後の尼ヶ岳に向かいます。
下りきってからの登り返し。しかも段差の大きな階段。
力を振り絞って登っていきます。
ルートを少し間違えて尼ヶ岳の向こう側の出合い方面に来てしまい、
今日の山行で行くと裏側から尼ヶ岳を登るという感じになってしまいました。
最後の最後まで容赦のない階段地獄。三重の方、2人とワイワイ言いながら登っていきます。
見上げると階段の先が空に!!
いよいよ今日最後の山頂です。
この階段が一番長くてつらかったような感じです。
山頂へ続く道、いよいよラストスパートです。
やっと今日のゴール地点、尼ヶ岳に到着しました。
なかなか大きな山頂看板です。
山頂から見た景色、今日歩いてきた縦走した山々です。
山頂はとても広くてだだっ広い広場になっています。
景色も最高でした。バドミントンをしている登山客もいらっしゃいました。
バドミントンをしている登山客をパシャリ。お元気ですね。
帰りは、本当はここを登ってくる予定だったルートを下山していきます。
斜面がざれていて、道が不明瞭でしたが登山テープを頼りに降りていきます。
三ノ峰と二ノ峰の出合いから苔むした石畳の方へ降りていきます。
いきなりこんな光景が広がっていました。
苔ワールド。もののけ姫の世界。そんな感じでしょうか。
なんと表現したら良いのか分からないほど美しい世界が広がっていました。
今まで全然知らなくてもっとアピールしたら良いのに!って思うほど綺麗な光景です。
何枚写真を撮ったのか分からないほどです。iPhoneの写真アルバムが緑色になりました。
三重の二人にこんな写真も撮ってもらいました。
設置されているベンチも苔に覆われています。フカフカでした。
たぶん、コバイケイソウも咲いていました。
ずっと続く苔ワールド、最初はパシャパシャ撮っていましたが、段々と写真を撮らなくなるほど
続いていました。
長い林道を降りてきて下山していきます。
こちらは有名なアセビ。
トサミズキ。面白い花です。
真福寺まで降りてくるとユキワリイチゲという花も咲いていました。
とにかく見どころがいっぱいで、楽しかった縦走でした。
勝手に「美杉アルプス」と命名したいほどです。
距離も登る標高も多いですが、ほんと楽しい山行になります。
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