日本百名山の一つ福井県にある「荒島岳」。
勝原ルートはかなり辛い勾配が続き、
登山初心者には登るのが大変な山です。
ただ山頂からの眺めは絶景で最高でした。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/31288049
登山口情報
勝原登山口
駐車場 無料
停めれる台数が分からないほど広かったです。
トイレ 有
洗い場 無し
登山日記
朝7時ごろの登山口から見えた景色。雲が流れ落ちている景色を見ることができました。
朝7時頃で駐車場はかなり埋まっています。ただ下の段や道路わきの駐車場もあり
まだ結構な台数が停めれそうです。
駐車場内はかなり広くて、よほどのことが無い限り停めれないという事はなさそうです。
登山口前のトイレをお借りして出発します。
この勝原コースは、2010年まで営業していたスキー場の跡地を登っていくルートとなります。
当時は広いゲレンデの様子がネットで調べてみると出てきます。
そんなゲレンデの斜面を登っていきます。が、結構長くていきなり大変でした。
その後もゴロゴロの岩を踏んでいきやっと登山口に到着しました。
この場所までの道のりは何だったんだろうか。と思うほどの場所に登山口があります。
この手前に少し休憩できる広場があり、かつてのスキー場のゲレンデの最上部だったようです。
関西の山とは違う樹林帯の雰囲気。かなり明るいと感じました。
季節なのか分かりませんが、この時はまだルンルンで歩くことができました。
トトロの木と名付けられた木です。が、どこがどうトトロなのか分かりませんでした。
少し立ち止まって色んな角度から見てみましたが、やっぱり分かりませんでした。
関西は杉が多くて暗くなりがちですが、こうやって遠征で来てみると木だけでも
雰囲気が違うのが分かり面白いです。
白山ベンチと呼ばれる場所です。ベンチが4基ほどあるので休憩ができます。
肝心の白山は木に隠れてしまっています。
木の間から白山を見ることができます。美しい景色ですね。
白山を見て感動しますが、峠に出てからはずっと白山が見えますので、帰りは
ここを素通りで降りていくぐらいです。笑
白山ベンチからも急登が続き、やっと峠に到着です。
もう山頂でもいいんじゃないか?と言うぐらいの気持ちでした。
ここシャクナゲ平と呼ばれる峠みたいな所です。かなり広い広場になっていて
多くの方があっちから来たりこっちから来たりと賑やかな場所でした。
ここを勝原ルートから見て左に行けば荒島岳、右に向かうと小荒島岳というピークがあり
先に荒島岳に行くと、帰りはもしかしたら寄らない気がしたので、小荒島岳を先に
行くことにしました。
ほぼ平坦なシャクナゲ平から小荒島岳へのルートで15分ほどで到着しました。
ここを右に上がれば小荒島岳です。
小荒島岳に到着しました!ここから目の前に見える山は本日のゴール地点の山。
荒島岳が美しく見えました。と同時に愕然としました。
まだあんなに登るのか~と分かるほどの斜面と距離でした。
北側を見るとヤマップなどでいつかは行ってみたい白山がとても綺麗に見えました。
いや~美しい!白い山はやっぱり綺麗ですね。
さて、10分くらい休憩して、いざ荒島岳に向かいます。
残雪が残る斜面ですが気温は20℃ぐらいで真夏な気温。ここまでかなりの体力を使いましたが、
荒島岳を目指します。
シャクナゲ平から少し下ってから、登り返し!
もちが壁と呼ばれる壁のような斜面を登っていきます。
楽しそうに見えますが、こんな斜面がずっと続くので、かなり足が持っていかれます。
少し開けたピークのような場所で、久しぶりにストックを出しました。
しかもめまいが襲ってきました。暑くてかなりの汗の量。しかも塩分あるものがなくて
準備不足な状態でした。ラムネやアメなど簡単な行動食で乗り切ります。
それでも景色は絶景です。白山ベンチで見たかった白山ですが、もう山頂付近はずっと
いちいち白山が見えています。笑
もう山頂は近いはずですが、暑さでトボトボと登っていきました。
この場所だけ見ると気持ちよさそうな縦走路に見えますが、私にはまだこんなにあるのか~
っていう景色に見えました。
それでも何とかやっと山頂に到着しました。もうめまいと達成感とでぐちゃぐちゃです。
三角点にタッチ!やっとこの時が来ました!!
長かった・・・まだまだペーペーでアマチュアな私には厳しかった荒島岳です。
山頂の祠でお参りをしてから休憩。祠の裏側にこんな広場があるので休憩しました。
ここで道中一緒に出会った登山グループと一緒に並んで食べました。
お昼一緒にした登山者の方から塩タブレットを頂いて回復!
ほんと準備不足な自分だと痛感しました。この後は適度に休憩して汗の量を減らして
無事に下山しました。
道の駅九頭竜の「和泉ふれあい会館」という所で百名山バッチをゲットしました。
これから百名山は全部バッチを集めていこうと思いました。
荒島岳、鎖場やロープなどはありますが登山技術を伴うような場面はありませんでした。
が、急登続きの登りに体力をかなり使い疲れました。
YAMAPなど見ていて獲得標高1350mほどか~!と思っていても、それ以上に疲れました。
あとブヨがとても多く刺されまくったので、夏場などは虫対策も必要です。
体力に自信のある方、また涼しい時期に挑戦されることをお勧めします。
コメント