ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

今まではモンベルの登山ストックを使っていましたが、
色々と思う所がありブラックダイヤモンドの超軽量の
Distance Carbon Zを購入しました。
実際に使ってみてレビューや比較をしてみたいと思います。

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話
目次

私にとっての登山ストックとは

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

登山を始めてすぐぐらいにモンベルの「アルパイン カーボンポール カムロック アンチショック S」という
女性用の登山ストックを購入しました。男性用はグリップ部分が大きかったために女性用を購入。
まだまだ初心者で足も貧弱だったので、登山ストックに大きく助けられました。
しばらくして体力がついてきて使わなかったのですが、最近は一人で行動することが多くなり
転倒予防など不測の事態に陥らない為に使用しています。

登山ストックが役立ったと思うシーン

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

登山ストックを使ってまず思うことが、足への負荷がかなり軽減されるのが実感できます。
私の体感では7割ぐらいに疲れが減ります。ちょっとしんどいなぁという急登などでも
3割ぐらいは助けられている感じがあります。まだ登山ストックを使い慣れていない時は
腕が疲れるので、それほど負荷が腕にも来ていて足の負荷を分散しているのが体験できます。
また最近ではこの理由が大きいのですが、膝への負担を大きく軽減することができます。
ズルッと滑って態勢を整えるのに、膝に大きな力が掛かる時がありますが、そういう場合でも
ストックで姿勢を整えて膝への負担を減らして痛くなるような事態を避けれていると思います。
また何度も滑りそうなシーンもストックで助かったということも多いです。
ソロ登山では体力的に余裕でも最近は事故予防のために使用しています。

登山ストックの収縮タイプ、折り畳みタイプの違い

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

登山ストックには大きく収縮タイプと折り畳みタイプがあります。
モンベルは収縮タイプ、今回のブラックダイヤモンドは折り畳みタイプにしました。
収縮式は構造がとてもシンプルでメンテナンスもしやすく扱いやすいというメリットがあります。
一方で折り畳み式はとてもコンパクトになりザックの中に入れたり、サイドポケットに入れたりと
出し入れもしやすくなります。
モンベルの収縮タイプは、収納サイズが60cm。ブラックダイヤモンドは33cmと約半分のサイズに
コンパクトに収納が可能でした。
岩場などストックをしまうシーンなどでサッとポケットに入れて収納できるのはとても便利でした。

長さ調整機能が不要になった

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

このブラックダイヤモンドのDistance Carbon Zには長さ調整機能がついていません。
モンベルでは90cm~115cmまでの長さ調整機能がついていたのですが、ある日気付いたんです。
毎回登山前にメモリを見ながら100cmに合わせてロックして使用していたんですが、毎回100cmなんです。
登りも下りも100cmで使っていますが、長さ調整機能って要らないじゃないかと気づきました。
この長さ調整機能はストック自体の重さにも直結してくるので、不要な機能を減らして
更に軽量なストックを選択できるんじゃないかと思いDistance Carbon Zにしました。

重さを比較してみました

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

モンベルの「アルパイン カーボンポール カムロック アンチショック S」の一本の重さは224gでした。
2本で448gになります。

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

ブラックダイヤモンドのDistance Carbon Zの100cmの重さです。138gと60%ほども
軽量化になり持った瞬間に分かる軽さです。

軽い登山ストックは最高だった

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

実際に使ってみると非常に軽く、歩くたびに腕を自然に振りながら地面にストックをつく動作が
スムーズになりました。この動きが軽くなったことで、体への負担が大幅に減りました。
また、ポール本体が軽くて細くなっている点が気になっていましたが、
強度はさすがブラックダイヤモンド。少し体重をかけても問題なくしっかりと支えてくれます。
鎖場でストックをしまう際も、ザックのサイドポケットに簡単に収めることができ、使い勝手が良かったです。

モンベルの方が良かった点

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

ただ全部がブラックダイヤモンドが良かった!という訳ではなくてモンベルの方が良かった所もあります。
このグリップ部分の形状なのですが、モンベルの女性用では小さい手でも握れるような形状になっていて
こちらの方がとても握りやすかったです。

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

人差し指と中指の間の山になった形状がとても良くて登り坂でもグッと掴んで体を持ち上げれる力を
入れることができる感じです。

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話
ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

人差し指部分の山が無いので少しだけグッと持つ必要がありました。
実はモンベルからもULフォールディングポールという折り畳みシリーズがあるのですが、
こちらは軽量化のためなのかグリップがただ円になっているだけで
筒を持っているような感じだったので、検討から外れました。

まとめ

ブラックダイヤモンド「Distance Carbon Z」折り畳みで超軽量なストックを購入した話

収縮タイプと折り畳みタイプ、好みが分かれるところですが、
しっかりと体を支えてほしいという方は収縮タイプの方が強度的にも高そうです。
少しでもコンパクトで軽い方がいいという方は折り畳みタイプが良いと思います。
私は雪山では収縮タイプのモンベル、夏山などはブラックダイヤモンドという感じで
使い分けていこうかなと思っています。
またブラックダイヤモンドのDistance Carbon Zの購入検討されている方の
ご参考になればと思います。

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