美しい山容でまるで小さな富士山の様な
滋賀県にある三上山。近江富士とも称される山で
御上神社の御神体にもなっています。
間近で見る三上山は大迫力でした。

登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/37898624
登山口情報

御上神社の登山者用駐車場を利用しました。無料で駐車が可能で20台ほど駐車可能です。
トイレも設置されていました。
三上山の登山口近くにも駐車場が以前はありましたが、現在は封鎖され2輪車のみの利用と
なっています。

地図で説明するとこんな感じです。国道沿いの御上神社の駐車場を車の場合は利用します。
野洲市の公式ページにご案内があります。リンク先
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★ |
登山中の絶景度 | ★★★ |
登山客の多さ | ★★★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★ |
鎖場や岩場など | ★★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★(周りには高速や鉄道などあり賑やかです) |
高山植物や花 | 花の百名山に選定されています。 |
熊や鹿など動物の気配 | イノシシが出没、痕跡も多数ありました。 |
登山日記

麓の御上神社の御神体が三上山で古い歴史があるようです。

駐車場から道路を挟んで向かい側に今から登る三上山が見えています。
標高は432mですが、間近で見ると高く今からあんな高い所に登るの?と思うぐらいの
高さに感じました。

登山口までの道中に美味しそうな小川珈琲がありました。

登山口まで住宅街を歩きます。のどかな雰囲気でいい感じでした。

登っていくと徐々に道が細くなり山道になってきます。

ここの左側にYAMAP上では駐車場とありますが、こちらは現在駐車は不可となっています。

いよいよ登山口です。イノシシが多いようで柵を開けて登ります。

一歩山の中に入ると自然が広がっています。道は最初はなだらかですが、徐々に勾配が
きつくなってきます。

山頂までの道は表登山道、裏登山道とあります。
看板には「山頂へ楽な道はなし」と書かれています。気合を入れなおして登ります。
今回は女山にも寄りたいので裏登山道から登ります。

徐々に勾配がきつくなりますが、距離は短いのであっという間に峠にでます。

三上山と女山の中間の峠に来ました。特徴的な建造物がありました。
ここからまずは女山へと登ります。

峠からわずか100mぐらいでしょうか。20mぐらいの標高を登るだけであっという間に
女山へと到着できます。

三上山の南側にある女山へと到着しました。標高は270mとなっています。

再び峠に戻り今度は三上山へと登ります。ここからは結構な勾配があります。
ゴロゴロと岩肌も多く雨上がりのこの日はとても滑りやすくて慎重に登りました。

登山道はそこまで整備はされていなくて自由に登れる所を登る感じです。
登山テープはありますが、あれ?ここ道じゃないよね?と迷うシーンもありました。

こんな案内もありました。低山でもしっかりと安全登山。
肝に銘じて登ります。

裏登山道をショートカットできる急登コースがありました。
この急登コースには途中に「姥の懐」という穴があるようです。もちろん急登コース!

結構ガンガンに登る感じで、普通の裏登山道を通ればよかったかな?と後悔しそうでした。

振り返るとこんな感じ。かなりの高度感に少しドキドキします。

姥の懐が見えてきました。少し登山道を外れて上に登るようです。
雨上がりで滑りやすくどうしようかと迷いましたが、見なかったら後悔しそうだったので
見に行ってみます。

あと少し。

これが姥の懐と呼ばれる場所です。3mくらいの穴で行き止まりになっていました。
そこまで感動は無かったです・・・笑

再び登山道に登り山頂を目指します。姥の懐から山頂まではわずか。

無事に山頂に到着しました。御神体の山頂で鳥居や祠などが祀られていました。

ここが山頂看板となります。ベンチが3台ほどありゆっくりできますが、眺望はありません。

鳥居の下側、表登山道から登ってくる方面に展望台と書かれた場所がありました。

すっきりと晴れていたら琵琶湖も眺めれる展望が広がっていました。
この日は残念ながらガスが多かったですが、標高400mでも充分に景色を
堪能できました。

今度は三上山の北側の北尾根コースへと向かいます。北側に降りる登山道はかなりの
勾配があり雨に濡れた地面は滑りやすく怖かったです。

無事に三上山から降りてきました。今度は北尾根コースに進みます。
分岐がとても多いので地図をしっかりと確認して進みます。

少しずつ明るくなってきました。三上山の道中は眺望はありませんが、降りてくると
視界が開けてきます。

金勝アルプスを思い出すような雰囲気。滋賀県のこの辺の地域の雰囲気です。

向こう側にぽっこりと見えているピークを幾つか獲りに行きます。

道中にはゴロンと大きな岩もあり面白い地形が広がっています。

振り返ると近江富士と称される意味が分かるほどの美しい山容が見えます。

北尾根コースは結構ザラザラで滑りやすい所もありました。
先々にこれから進む道が見えたりして面白い場面です。

金勝アルプスと同じように山の中に岩がゴロゴロとしています。

結構なアップダウンもあり、ジワジワと体力が削られていきます。

こんな大きな岩の近くを通ったりと面白いコースです。

この日最後のピークを無事に踏破。合計6座を登ってきました。

下山途中に摩崖仏と書かれた場所があるので、寄ってみました。

どれが摩崖仏か分かりませんでしたが、不思議な雰囲気の場所でした。

無事に下山しました。

帰りは国道を30分近くも歩いて駐車場へと戻ります。
本当は北尾根コースにもう2座あるようで体力に自信がある人は頑張ってみてはいかがでしょうか。
三上山、神聖で楽しい山でした。
コメント