関西百名山の一つで淡路島最高峰の山「諭鶴羽山」
標高は607mですが、山頂からの景色は
キラキラ輝く太平洋を眺めることができます。
山頂付近に鎮座する諭鶴羽神社も行ってきました。

登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/37989512
諭鶴羽ダムから諭鶴羽山ー神社、往復コース
登山口情報

YAMAPの地図では駐車場情報が分かりづらかったので、赤丸で付けてみました。
黄色のラインが道路、登山道となりますが、登山口付近やダムの堰堤の上に駐車されていました。
また一番上の赤丸部分、サイクリングターミナル施設の前の道路にも駐車スペースがあり
こちらは20台ほど停めれるようになっています。

こちらがサイクリングターミナル前の駐車スペース。
朝はたくさんの車が停まっていましたが、私が降りてきた時にはガラガラになっていました。

ダムの上から撮影していますが、電灯の向こう側が登山口になります。
ダムを渡って右手には3台ほどの駐車スペースがありますが、台数が少なくて
このダムの堰堤の上まで駐車が溢れていました。

ピーク時はこんな感じです。他にもダムサイトの奥側にも道があるので、奥側にも駐車場があるようでした。
トイレはありませんのでご注意が必要です。
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★ |
登山中の絶景度 | ★★ |
登山客の多さ | ★★★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★ |
鎖場や岩場など | ★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | アカガシ、ユズリハなど自生 |
熊や鹿など動物の気配 | 淡路島に熊はいません。イノシシ、鹿は生息しています |
登山日記

諭鶴羽ダムに到着しました。この日は寒波から逃れるために雪の少ない淡路島に来てみました。
北の方は雪でしたが、淡路島に来て正解でした。

人は少ないかなぁと思っていましたが、結構人気なお山のようでたくさんの駐車があり
9時半ごろで既に降りてきている人もちらほらいてました。
ダムのすぐ真横のこの登山口から登っていきます。

YAMAPで駐車場の情報がほとんどなかったので、どんな状況なのだろうと思っていましたが、
少し登って撮影。こんな感じで皆さん駐車されていました。

登山口から尾根に出るまでは少し急登となっています。10分ほどで稜線に出ますが、
もうすでにハァハァと息が切れていました。

一度尾根に出るととてもなだらかな傾斜になっていて時折キュッと登りますが、またなだらかになり
とても歩きやすくハイペースで登っていくことができます。
この道は諭鶴羽神社までの参道となっているようで、東側から登る表参道、このダムから登る
裏参道となっています。道中はたくさんのケルンが積み上げられていました。

神倉神社という場所に出てきました。「かんのくら」と呼ぶそうで修験道の修行の磐座となっているようです。
かなりの歴史があるようで、ここでお参りされている方もいらっしゃいました。

少し登ると牛内ダムという隣のダム湖が見えました。美しいエメラルドな色で
ボーっと見入ってました。

なだらかというよりほぼ平坦な場所もあります。平坦を歩きながら休憩できるので
ほぼ止まらずにずっと歩き続けることができます。

お地蔵様が出てきました。17丁であと1700mほどという感じでしょうか。

こんな看板もあります。教科書の1ポイントアドバイスみたいな感じで、為になることが書いてあり
こういう看板を読むのが好きです。こういう知識を蓄えておくと何かの話のタネになりそうです。

とにかくなだらかで登山初心者でも自然を楽しみながらハイキングできる、という
絶好の場所では無いでしょうか。積雪時でも道幅は広く安心です。

寒波の時で気温は0度ですが、ハイペースに歩けるので温かかった記憶があります。

淡路島でも少し標高が上がってくると雪がちらほらと出てきました。
一応チェンスパも持ってきていますが、付けるほどでもなかったです。

今日昨日に作られたものではなく、長い歴史がありそうなケルン。
どれほどの時代からあったのでしょうか。ここは杉ではなく自然のままの景色が広がっています。

山頂付近になると地面は真っ白になりました。

大きなアンテナが出てきます。

ここを登れば山頂のようです。長いような短いようなあっという間に到着しました。

山頂は広く看板や祠がありました。結構広くて多くの方がゆっくりできると思います。
看板の向こう側には徳島方面でしょうか?山の景色が広がっていました。

山頂看板の反対側、東側は海の景色が広がっていました。雄大過ぎる海の光景に
しばしうっとりしていました。

ここからせっかくなので諭鶴羽神社を目指します。大きなアンテナがありました。
標高差は100mもないほどを下ります。

神社まで降りてくると鳥居の中から神社へ入ります。

表側に周ると奥の院と書かれていました。奥の院なんてあったのかな?
山頂から降りてくる途中には無かったような。

大権現と書かれた祠があり、境内には色んなものがありました。

現在は改装中でしたが、休憩所もありました。

休憩所の先には展望台みたいな所もありました。

大きさからして沼島だと思いますが、島が見えました。山から眺める海がとても好きで
ずっと見ていたい景色でしたが、この日は寒波。淡路島も極寒の風が吹いていて寒かったので
早々に退散しました。

山の上にこんな大きな神社、境内があるのに驚きで広い境内を散策していました。

境内の端に親子杉という木がありました。触れてくださいとのことなので近づいてみます。

こんなに寒い日なのに不思議と木を触ると冷たさがなく、びくともしない立派な杉の木でした。
触っていると何かパワーが貰えそうな神秘的な感じがしました。

この神社のすぐ下に大きなトイレがありました。これもYAMAPには無かったのですが、
水洗の綺麗なトイレでした。このトイレにはベンチもあり風も凌げたので、
ここでお昼ご飯を食べました。

お昼を食べてからも神社を散策。興味深いもの、お堂などがありました。

かなしきデブ猫ちゃん マルってなんだろうか?鐘を3回鳴らしておきました。

2000年前に開かれたとされる諭鶴羽神社。枕草子などにも記載があるほど歴史ある神社でした。
法要や祭りなども定期的に開催されるほど現在でも信仰心が強い神社でした。

しっかりとお参りしてきました。

再び山頂まで戻ってきました。山頂まで100mほど登りますが、YAMAPでは登山道は無かったのですが、
迂回路があり登らなくても平坦に戻るルートがあるようでした。

再びなだらかな傾斜を降りていきます。

下山してからダムから降りる道、国道に出る前に南あわじクア施設さんゆ〜館という施設がありました。
日帰り温泉が楽しめるとの事で寄ってみました。

大人630円という良心的な価格で気持ちの良い温泉でした。
この日は寒波で寒い風が吹いていましたが、露天風呂で顔は冷たいのに体がポカポカという
幸せな気持ちでした。登山後の温泉は格別でした。
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