登るのは大変だが360度の絶景が広がる中央アルプスの山『将棊頭山』

中央アルプスの木曽駒ヶ岳の北側に位置する将棊頭山。
標高は2730mで日本海と太平洋の分水嶺になる山です。
長い樹林帯を抜けて稜線に出ると突如絶景が広がる
大パノラマの光景を楽しむ事ができます。

登るのは大変だが360度の絶景が広がる中央アルプスの山『将棊頭山』
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登山ログ

YAMAP https://yamap.com/activities/40588367

登山口情報

登るのは大変だが360度の絶景が広がる中央アルプスの山『将棊頭山』

GoogleMaps https://maps.app.goo.gl/EwuupRgU46ZasqMy9
こちらの駐車場には30台ほどが駐車可能となっています。トイレはありませんので注意が必要です。
またコースタイム的に週末は5時半ごろには満車となります。

勝手に登山指数

登山道の整備度★★★★
山頂からの絶景度★★★★★
登山中の絶景度★★★
登山客の多さ★★★
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所)★★
鎖場や岩場など
登山道の静けさ(街の音など)★★★★★
高山植物や花★★★
熊や鹿など動物の気配クマの目撃多数あり。注意が必要です。

登山日記

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朝の5時半ごろに到着しましたが、すでに駐車場は一杯な状態でギリギリ駐車できました。
やま友さんと合流して早速出発しました。

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最初は樹林帯の中を緩やかに登っていきます。長い山行なので焦らずゆっくり登ります。
周りの登山者は上級者ばかりのように見えます。

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木曽駒ヶ岳は今では簡単にロープウェイで登ることが出来ますが、かつてはこんなルートを通って
登っていたんでしょうか。そんな中、昔の事故現場なども現在も標として残されていました。
身を引き締めて気を付けて登ります。

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左手に中央アルプスの稜線が見えてきました。まだまだ遥か上にあります。
あんな所まで自力で登るのか~と現実を見せつけられます。

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登ってくると大樽小屋という山小屋に到着します。
ベンチや下の方も広くなっていて多くの方が休憩できます。
山小屋の裏には携帯トイレ専用のブースがありました。

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胸突八丁という場所に到着しました。嫌な予感しかしないネーミングです。
8丁、800mと余裕かと思いますが山の中の800mは長く感じます。

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緩急はあるものの本格的な登りが始まります。標高は2200mほど。
実はこの辺からめまいがあり立ち止まるとグワーンと頭が回るような感覚。
口をすぼめて深く息を吐きだして対策をしていきます。
一緒に登ったやま友さんはかなり辛そうにしていました。

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ここが胸突ノ頭とやっと登りが終わったようです。本当に800mなのかな?と思うほど
長かったです。でもここまで来ると稜線に出ます。

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稜線に出た瞬間にこの景色。一気に岐阜県側の光景が広がりました。

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御嶽山がドカーンと現れました。今までずっと樹林帯の中を歩いていて
いきなり広がる光景はもう山頂でいいんじゃない?と思うほど満足する景色でした。

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南側には日本百名山で人気の山、木曽駒ケ岳の雄姿がありました。
何とも雪渓が美しい光景でした。

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稜線に出てから1時間ほどで将棊頭山の山頂です。アップダウンがあり最後の頑張りです。
ただこちらは景色があるので先ほどの樹林帯の中よりも元気に楽しく登れます。

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岩の上で佇んでいるライチョウを発見しました。
アルプスの光景です。

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そしてやっと山頂に到着しました。山頂付近はとても広くなっていて休憩ができます。
木曽駒ケ岳と違いほとんど人も少ないのでゆっくりとできます。

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木曽駒ケ岳を眺めながら休憩するやま友さん。
こんな景色を見ながらお昼ご飯。もう幸せでした。

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下山も3時間半ほど掛かります。よくこんなにも登ってきたなぁ~と自分を褒めながら
ゆっくりと下りていきます。

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下山してから振り返ると将棊頭山の美しい山容が夕日に照らされていました。
将棋の駒の頭に見えるという事からこの山の名前になったそうです。

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昔の人は上手いこと名前を付けますね~。

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