兵庫県播磨の北部に位置する関西百名山の山で
別名播磨富士とも呼ばれる笠形山。
標高は939mで、山に潜む鬼「天邪鬼」伝説などが残り
あまんじゃくとも呼ばれ信仰の山となっています。

登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/40739421
登山口情報

山頂に一番近い登山口を目指すために林道を走りますが、ゴルフ場からの林道は通行止めとなっていて
南側から回り込んで登山口に向かいました。

林道はかなりの悪路で倒木や落石がゴロゴロとしています。
落石をどかすために車から降りることもありました。

こちらは南側から林道へ入っていく入り口ですが、こんな通行止めの看板が立っています。
恐らくゴルフ場の所が通行できない為に通行止めと表示されていますが、登山口までは
アクセスが可能です。
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | この日はガスで何も見えませんでした。 |
登山中の絶景度 | ★ |
登山客の多さ | ★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★ |
鎖場や岩場など | ★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | ★★ |
熊や鹿など動物の気配 | 登山口などで遭遇情報など多数あり |
登山日記

登山口付近に駐車場はありませんが、大きく広いスペースがある所、2台ほど停めれるような
スペースがあったりするので、そこに駐車して登山口に向かいます。

こちらが登山口となります。看板もしっかりと設置されています。

怖い熊注意の看板。その他にも動植物の案内などありました。
しっかりと対策をして登りますが、山頂で出会った地元の方にお聞きするとここで熊を見たことは
無いとの事でした。ただネットの情報では登山口で遭遇したりと多くの目撃情報があり
対策をしておくことをお勧めします。

雨上がりのうっそうとした雰囲気でこの日はあまり気持ちよい登山ではなく
蒸し蒸しとした重たい空気の中を登っていきます。スカッと晴れた日はもっと違う印象になったと思います。

なかなかの雰囲気で一人ではちょっと心細くなるような雰囲気です。
周りには民家もなく静かな山の中になります。

ここには天邪鬼の伝説があり地元では「あまんじゃく」と呼ばれているそうです。
ゆるキャラもあるぐらい親しみがあり、山の中にもその痕跡があります。
少し上に塩ビパイプから水がしたたり落ちていました。

登山口から山頂まではおおよそ1.3kmほどですが、雨上がりの苔の岩、何度かの渡渉などで
とても長く感じました。まだ30分はあるようです。

ただ道はしっかりと看板やリボンがあり迷う事はありません。
この辺は地元の方が整備されているのだと思います。

杉林の中を登っていきます。ガスの中、幻想的ですが空気はジメジメで暑くて
辛い登りでした。

ようやく尾根に出てきました。杉林から原生林の雰囲気になりました。

こういう看板が本当に有難かったです。あと少し!

龍の背と呼ばれる場所に来ました。背中にウロコのように岩が並んでいる様子からそう呼ばれるようです。
面白い呼び方です。

山頂付近になってくると少し岩がゴロゴロし始めました。

唯一の鎖場が出てきました。高所などではなく細い岩の間を登るという感じです。
グイッと力を入れて体を持ち上げれば難なく通過可能です。

天邪鬼の伝説が書かれた看板ですが、手前側に倒れかけて読みにくい状態でした。

いよいよあと少しという雰囲気です。

だいぶ開けてきました。

ここが山頂で意外と広かったです。東屋が2つあり山頂看板の前にもベンチがあったりと
広い空間でした。晴れていればかなり眺望がよく山々の眺めが見れるそうです。
この日は残念でしたが、こういう日もあります。

地元の方、トレランの人に出会いましたが晴れていればすごい良い景色だそうです。
別のコースでは中腹に寺や神社、滝などもあり色んな見所があるようです。
今回は最短でピストンで行きましたが、機会があれば晴れた日に来てみたいかな?と思います。
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