とても歩きやすい登山道で、急登もなし。
緩やかに登っていける山で、途中には山荘もあります。
最後には大迫力の大日山、稲村ヶ岳の山頂は
展望台と、とっても楽しい登山になりました。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/25442327
登山口情報
登山口 ごろごろ茶屋 Google Map https://goo.gl/maps/gbBwyCW4RpkNBKcn7
駐車場料金 登山者は1200円
トイレ 有り
洗い場 見当たりませんでした。
国道をもう少し進むと母公堂という場所があります。
昔の女人結界門となっていた場所ですが、ここにも駐車場があり駐車場代は800円だったと思います。
トイレもあり、登山口も近いのでこちらがおススメですが、停めれる台数が少なくなっています。
登山日記
朝8時前には登山口の駐車場に到着しました。ごろごろ茶屋という場所で、多くの方がこの
ごろごろ水という名水を汲みに来ていました。
駐車場料金は1200円と、少し高めな設定ですが有難く利用させて頂きました。
トイレもかなり綺麗で安心して使う事ができます。
駐車場のおっちゃんに、「熊がよく出てるから注意しいや~~」と教えてくれました。
駐車場から登山口に向かう道路の脇にこんな名水が噴き出しています。
飲んでみると、柔らかい味がしました。
道路脇から登山口があり、入っていきます。稲村ヶ岳までの道のりはとても優しくて、
のんびりと勾配を登っていきます。少し危ない所には橋が架かっていて、ちょっと怖い所もありますが、
足を大きく上げる事なく進んでいけます。
ず~っとこんな感じです。2時間くらいでしょうか。もう本当にず~っとこんな感じです。
登山というよりハイキング?な感じでしょうか。複数人で来たら息も切らさずに
ワイワイとずっと話できるぐらいのんびり登ります。
途中にはこんな象さんが待っています。マンモス、ナウマンゾウみたいな顔つき。
面白い木を見る事ができます。この木の裏側は少し悲惨なことになっています。笑
熊が出る事を忘れて、象さんに夢中でした。
稲村ヶ岳山荘に到着しました。この稲村ヶ岳では食事はこの山荘でしてください。というルールがあります。
トイレも綺麗で有料100円ですが、利用することも可能です。
やってまっせ!という看板が面白いですね。ベンチもテーブルもあるので、大日岳、稲村ヶ岳に進む前に
ここで補給をします。
この山荘から大日山の麓までは20分、大日山へは10分。稲村ヶ岳へは20分。
両方行くと2時間という山行になります。こういう看板は有難いですね。
少し進むと大日山の山容が見えてきます。
最初見た時は「ええええ!あんなポッコリを登るの!?」って思うほどの、ポッコリでした。
上の方は雲がかかっていて、釈迦ヶ岳での大日岳の挫折を思い出しました。
大日山にアタック開始。ザックを下に置いていきます。今日一番にスリリングな場所になるので、
高所が苦手な人は止めておいた方がよさそうです。
という私も苦手で、少し怖かったです。
いきなりの急登にハシゴ。今までとは嘘みたいにすごい勾配になります。
もう下を見るのが怖い程、すごい所に橋が架かっています。信用するしかない橋。
ゆっくりと進みます。
もう見るからにボロボロになっている階段。グニュングニュンとたわんでいて、
ロープをしっかりと握って登っていきます。
やま友もこんな感じ。恐る恐る登ります。階段は腐っているのか、釘が抜けているのか
かなり動く箇所もあるので要注意です。
最後のハシゴ、上から見るとこんな感じです。ハシゴで躓いて落ちたら、崖まで一直線。
下が見えません。
大日山の山頂は、小さな祠が2つありました。周りは崖。
生憎の天気で何も見えませんでした。泣
再び麓に戻っていき、次は稲村ヶ岳方面へ向かいます。この稲村ヶ岳に進んで
最初の階段を登り切った所を右側に登ると、宝剣を見る事ができます。
登山道から外れて足跡が付いているので、よく見ると分かると思います。
この宝剣の場所から直接、稲村ヶ岳の山頂を目指すことができるみたいですが、
シャクナゲに阻まれてかなり辛くなる道なので、一度登山道に戻った方が良いと思います。
なんとか稲村ヶ岳に到着。感無量のひと時です。
山頂には展望台になっていて、大人4人ぐらいが大の字で寝れるほどのスペースがあります。
晴れていたらすごい美しかっただろう景色を、少しだけ見る事が出来ました。
再び山荘に戻ってきて、昼食タイム。
この時にはテント場も埋まっていて、多くの方で賑わっていました。
再びなだらか~~な登山道をのんびりと下っていきます。
この登山道は戦前に、山荘のおじ様の祖父の方が作ったそうです。測量しながら丁寧に作ったそうで、
登山道を歩いていると、その理由が分かります。
祖父はよほど急登が嫌いだったのでしょうか?笑
再び登山口まで戻ってきました。晴天!!
山頂でこんな天気だったら嬉しかったのに。と登山あるあるな感じになりました。
稲村ヶ岳。急登が嫌いな人にピッタリ。やま友とずっと話しながら登れる楽しい山でした。
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