涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

福井県と京都にまたがる美しい双耳峰の山。
標高は693mで別名を若狭富士と呼ばれます。
江戸時代は女人禁制の霊山、舞鶴要塞として入山禁止。
西峰からの眺めは若狭湾を一望できる美しい景色でした。

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』
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登山ログ

YAMAP https://yamap.com/activities/40869898
中山登山口ー東峰ー西峰ーピストンコース

登山口情報

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

GoogleMaps 青葉山駐車場 https://maps.app.goo.gl/bmw88es8AKJMBgwW7
駐車場は無料で利用可能で10台ほど停めれるようになっています。

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

トイレは道路向かい側の青葉山ハーバルビレッジの中にあります。

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

こんな面白いドアがあり、この奥側にトイレがあります。

勝手に登山指数

登山道の整備度★★★★★
山頂からの絶景度★★★★★
登山中の絶景度★★★
登山客の多さ★★★
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所)★★
鎖場や岩場など★★★
登山道の静けさ(街の音など)★★★★★
高山植物や花★★
熊や鹿など動物の気配登山などで遭遇情報など多数あり

登山日記

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』
涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

登山口には看板やマップ、掲示板のようにしっかりと整備されていました。
登山ポストや貸し出し杖もあり地元に愛された山というのが分かります。
また毎年山開き式も行われ安全祈願をされているようです。

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青葉神社と書かれた鳥居があります。かつては修験の山だったそうで女人禁制だったそうです。
こちらの山を青葉権現、東権現を中山寺、西権現を松尾寺とされていたそうで霊山だった事が
歴史が今にも残ります。

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一歩入ると竹林の中を歩きます。なだらかな傾斜でゆっくりと足を回して
準備運動できるような感じで登っていきます。

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徐々に傾斜が出てきて、大きくつづら道のように右に左に登っていきます。
ただ急登はなく気持ちよい登り道という感じです。

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途中からは階段が整備され登りやすくなります。段差も低く軽快に登っていくことができます。
朽ちている所はかなり少なく地元の方にしっかりと整備されているのが分かり安心します。

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また道中にはベンチで休憩できる場所が2か所ほどありました。一休みにちょうどいい感じで
有難く利用させて頂きました。

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こんな大きな巨石も見ることができます。

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何やら開けているようです。こういう時ってワクワクする瞬間です。

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と思ったらテレビ中継所と呼ばれる場所で、空は見えますが景色は全くありません。
登山道に電柱があったので何かあるのかな?と思ったらこういう施設の為の電力のようです。

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少し登ると今度こそ「展望台」ビュースポットと書かれた場所まで登ってきました。

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ここで急に海の景色が広がっていてとても感動しました。高浜海岸が美しく見えます。
向こう側には大島半島へと渡る橋でしょうか。
何とも美しい景色が広がっています。

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この展望台にもベンチがあるので、のんびりと休憩しました。

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展望台からもまだまだ登ります。東峰への山頂まではこんな階段がしっかりと続きます。
この辺りからちょっと階段が辛くなってくるかも知れません。

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神社の跡地でしょうか。今は土台部分しか残っていませんでした。

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馬の背という場所に来ました。この先は岩々になっている感じです。

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岩場が怖い人は右側に迂回路があるので、そちらを周ることもできます。
景色と岩場を楽しみたい人は真っすぐに進みます。

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かなり高所な馬の背でした。眺望も最高です。

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怖いモノ知らずの同行者はこんな事を・・・怖くないのだろうかと見ている私がヒヤヒヤします。

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馬の背から山頂までは時間にして10分ほど、最後の登り坂を頑張ります。

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そしてやっと東峰の山頂に到着しました。1段上に山頂があり、こちらはベンチが4基設置されています。
ただ西峰の方が眺めもよいので、お昼ご飯は西峰がおススメです。
こちらは眺望がほぼありません。

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山頂には大きなお堂でしょうか。閉まっていて何も見えません。

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このお堂の裏手に小さな山頂看板がありました。
西峰へと向かいます。

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今までの登山道はどこに行った?と思うほど登山道は急変します。
岩場の間を抜けていったり、大きな岩が出てきます。

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もはやハシゴのような階段も出てきます。

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登るとこんな左側が何もない場所に出てきました。綱引きのロープぐらいの太さのロープが
何本もありしっかりと握りしめて通っていきます。

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続けて今度はこんな下りを降りていきます。滑りやすい場所ですが、
木の根なども多く慣れた人なら難なく通過可能です。

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左右が無い痩せ尾根も出てきます。岩の上には縦横に鎖があるので
しっかりと掴んで通過可能です。

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次から次へと色んなアトラクションが出てきます。3つほど連続した階段を降りてきました。
結構な高低差があり私は背中から降りていきました。

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最後は岩のトンネルを進みます。結構な大きさです。

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人が立つと分かりやすいでしょうか。大迫力な光景が出てきます。

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そして遂に西峰へと到着しました。東峰よりも開けていて広くなっています。
お堂や小屋もあります。ただ山頂はこのお堂の裏側にあるので向かってみます。

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お堂の裏手に階段のような岩があり登っていきます。

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鎖を掴んで岩を登ります。

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こちらが西峰の山頂となります。この岩の向こうは

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美しい海の景色が広がっていました。崖になっているので景色に見とれすぎると危ないです。

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

先ほど登ってきた山小屋方面はこんな山の景色が広がっています。

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再び広場に戻ってきてお昼ご飯を食べました。のんびりと地元の方とお話したりして
気持ちよい時間でした。地元に愛された山というのがよく分かります。
ここの風は真夏でも涼しくて気持ちよいらしいです。

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

周回するかピストンするかを悩んでいたら地元の方に
周回は下山して長いアスファルト道で大変よ。と教えて貰い仕方なくまたピストンして
同じ道を戻っていきました。岩場苦手なんですよね~

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

心地よい風に吹かれながら降りていきました。

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

無事に下山しました。楽しい山で、前半と後半で全然違う登山道にはビックリでした。

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車に乗り込み帰ろうと思ったらサルの群れに遭遇しました。20匹近くの群れが
道路を横断していきました。写真を撮ろうと思ったら威嚇されてキーキーと怒っていました。
周回してこの道を歩いていたら怖かったかもです。

涼しい風が吹き流れる海の景色が美しい双耳峰の山『青葉山』

たくさんの歴史が残るスゴイ山でした。しっかり整備された山で登りやすく地元の方に愛された山
というのが良く分かりました。こういう山に登るのはとても気持ちよいものです。

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