日本百名山「大山」、伯耆大山とも呼ばれる山で、
中国地方の最高峰。標高は1709mで、真夏でも
山頂は涼しく過ごしやすかったです。
登山の様子やアクセスなどを詳しく解説。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/33366817
登山口情報
大山夏山登山道を利用する方は南光河原駐車場が便利です。無料で50台の駐車場があります。
一番大きな大山博労座駐車場は大きい駐車場で600台ほど駐車が可能です。夏山登山道からは
少しだけ離れていますが、大きく距離があるわけじゃないので、こちらも便利です。
それぞれトイレがあります。
勝手に指数
この日記から勝手に指数というのを付けてみようと思います。
それぞれを5段階表記で私の主観で付けて見ます。
登山道の整備度 | ★★★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★★ |
登山中の絶景度 | ★★★★★ |
登山客の多さ | ★★★★★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★ |
鎖場や岩場など | ★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★ |
高山植物や花 | ★★★★★ |
登山日記
朝7時頃でほぼいっぱいになっている南光河原駐車場です。
ここには綺麗なトイレもあり無料で駐車することができます。
南光河原駐車場から少しあるくと夏山登山道の入り口が見えてきます。
いよいよここから登り始めます。
いきなり階段地獄が始まります。この階段はずっと続くので序盤から飛ばし過ぎないように
注意が必要です。ベンチは少ないのですが、あちこちに休憩できる広場があるので
自分のペースでゆっくりと登っていきます。
登る標高は1000mほどだろう。と余裕ぶっていたのが恥ずかしくなるほど、階段はきつかったです。
ずーっと平坦な場所がなくひたすらに登っていく感じで、勾配がゆるくなることもなく
後半は勾配も少しきつくなってくるほどです。
YAMAPのログを見るとよく分かりますが、ずーっと登り一辺倒な感じです。
やっと5合目まで来ました。いつもは写真をあちこち撮る私ですが、道中は全然カメラも起動せず
ひたすらに登っていました。
6合目にやっと避難小屋と広場があり、小屋前で皆さん休憩されていました。
ここは大山の北壁部分を一望することができ、ユートピア避難小屋もポツンと見えました。
いや~美しい光景。ずっと見ていたいですが、登らないと山頂に着かないので
頑張って登り始めます。
あまりの階段地獄に久々にストックを使いました。
続く階段地獄を頑張って何とか8合目まで登ってきました。ここから少し行くと木道が整備され
ルンルンで歩くことができます。
8合目からの景色。日本海が美しく広がっています。
8合目から少し行った所が標高1600mです。ここからすぐ真上にガスが流れていました。
綺麗に整備された木道。とても歩きやすく下を見なくて歩けるようになりました。
真夏日の日でしたが、ここは涼しい風が吹いていて気持ちよかったです。
いよいよ9合目。
辺り一面ガスだらけで真っ白になってしまいました。
左側の木道が整備中とのことで鉄板の道が仮設されていました。
山頂すぐ手前にある山小屋に到着しました。避雷針でしょうか。すごい屋根についています。
中はコの字型に座れるようになっていて、気軽に休憩することができます。
写真左側に売店があり、手ぬぐいやバッチ、飲み物を買うことができます。
手ぬぐいは3種類。他にもカップラーメンなども販売されていました。
私はバッチと冷たいコーラ。コーラは細い缶で500円という値段でしたが、めっちゃ美味しかったです。
小屋から100mほど?ぐらいで山頂のデッキに到着します。
3段くらいの階段状になっていて多くの方が座ってご飯を食べられていました。
山頂デッキの一番奥側に山頂看板が設置されています。
山頂でご飯を食べたりして1時間ほど休憩して、ガスが晴れないかと待っていたら
少し晴れてきました。周りから歓声が上がったのが面白かったです。
下から見上げた山頂、左側が山小屋、一番高い所が山頂デッキになります。
やっぱり青空が出てくると嬉しいですね。
山頂から下界の景色も見え始めてきました。ここから見た日本海。めっちゃ綺麗でした。
境港のグイーンとなった浜もしっかりと見れました。上にガスはありますが、
ここまで見れただけでも十分です。
下山時の8合目付近。登りの時はガスで見えませんでしたが、下りの時はスッキリ晴れて
北壁を真横から見ることができました。
ここら辺で出会った方と一緒に話をしながら降りていきます。
お近づきの印に、と頂いた冷凍ミカン。これがめっちゃ美味しくて幸せな気持ちになりました。
山で出会った方、一期一会な出会いですが、こういう優しさ、気持ちが本当に嬉しくて
今日、大山に登って良かった。と思えた瞬間でした。
帰りは大神神社に向かうルートで帰っていきました。
途中に北壁から崩れた岩の上を歩くシーンがあり面白かったです。枯れ沢でしょうか。
ずーっと上から岩々が転がってきていました。
無事に下山。大神神社に到着しました。ここにはトイレもあり利用させて頂きました。
しっかりとお参りをさせて頂きます。
狛犬、あまりマジマジと見たことなかったですが、なんか迫力満点の狛犬。
綺麗な石畳の参道を降りていきます。
ここで松明をもって歩いていくというお祭りがあるようで、一度は見てみたいものです。
南光河原駐車場の川を挟んで建っているモンベルに寄ってみました。
モンベルのご当地シャツはこんな感じです。カッコいいですね!
下山後のお風呂情報
下山後は南光河原駐車場と大山博労座駐車場の中間ぐらいにある豪円湯院という温泉があります。
大山の地下1200mからの源泉で全国屈指の抗酸化作用があるようです。
中はとてもいい雰囲気で懐かしの光景、渡り廊下という感じの奥に温泉がありました。
露天風呂も良かったのですが、びっくりしたのが、扉を開けて入ると
洞窟みたいな暗さで神棚みたいな祭壇でロウソクが立っていて、なんかすごい雰囲気の
お風呂がありました。お風呂に入りながら瞑想が出来そうな、密教みたいな雰囲気です。
なかなか見れない光景でいい経験になりました。
大山、遠くから見ることはありましたが、実際に登ってみると更に感激する山でした。
階段地獄はちょっと辛いですがまた登ってみたい山です。今度はユートピアコースも
良いかもですね。
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