和歌山県田辺市の山奥にある半作嶺。
関西百名山の山で登山口から山頂までの
距離はとても短いのですが、後半の
岩尾根を登ったり降りたり大変でした。

登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/38570054
登山口情報

半作嶺登山口 https://maps.app.goo.gl/rJREh29B7irgQ5Ku8
登山口の前に広くなっている箇所がありここに3台ほど駐車可能です。
トイレなどはありません。

駐車スペースの向かい側に登山口があります。
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★★ |
登山中の絶景度 | ★ |
登山客の多さ | ★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★★ |
鎖場や岩場など | ★★★★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | 3月中旬では花を見ることが出来ませんでした。 |
熊や鹿など動物の気配 | 熊出没エリアで最大限の注意が必要です。 |
登山日記

登山口から一歩山に入ると杉林の中を登っていきます。勾配はなだらかとも急登とも言えない
中間ぐらいの登りです。
ただ他の杉林と違うのはかなり大きな岩がゴロゴロと点在していて独特な雰囲気でした。
かなり大きな岩でビックリします。

同行者に撮ってもらった写真がとても美しくて私から後光が差しています。
山の中の何気ない景色に感動します。

杉林の半分くらいまで登ってくると徐々になだらかになってきます。
尾根に向かって登っていきます。

見上げると上に大きな岩がそびえています。勾配差がすごくて圧倒されます。
ここは周りに民家などもなくとても静かな山の中でした。

ここでやっと峠に出てきました。少しの間は平坦な場所が続きます。

昭和初期に建てられたと思われるお地蔵様が見守ってくれていました。

峠から少し2回ほど急登がありますので、頑張って登ります。

ここから後半、ロープがたくさん出てきます。
前半の杉林の中が嘘のように岩場になってきました。

夏場でもここは手袋があった方が良いと思います。ロープが無ければ登れなかっただろう斜面が
たくさん出てきます。

慎重に事故なく登っていきます。足場には木の根などが多くあるのでゆっくり登れば大丈夫です。

この場所が一番怖かった所で、左側は真っ逆さまに岩場に落ちる場所。
足の踏み場は靴の幅ぐらいしかない斜面をトラバースしていきました。
右手の斜面に持つものが少なくてかなり怖かった場面でした。
右斜面にロープがあれば良いのですが、何もないので落ちたら命の保証はない場面でした。

まだまだ登りは続きます。なかなか伝わらない勾配感ですが、本人は真上に登っていくような感覚です。
夏場でもここは手袋必須な場所だと思います。

岩場ですが、木も多いので高度感を感じることは少ないと思います。
ただ木の上は滑りやすいので慎重に登ります。

もうすぐ山頂という所でほぼ垂直に登るようなシーンもありました。
足の置き方が分からずにどうしようかと悩んだ所です。

上から見るとこんな角度。すごい所に登ってきました。
景色は良くて登ってきた方角は開けていますので、気持ちよかったです。

そしてここが山頂です。3畳ぐらいの広さでしょうか。全方向崖で木があるので
怖くはないですが、何もなければかなりの怖さを感じると思います。
同行者と2人で達成感に浸りながら休憩。ここからヤッホーと叫んだ所
ヤッホーとやまびこが帰ってきたのが感動でした。

その後は無事に下山。帰りも同じ道をピストンになりますが、登りの方が怖かったかもです。
前半と後半と全然違う登山コース。誰もいないという怖さもあります。
距離や獲得標高は少し登るくらいかな?という数字ですが、後半の岩場は侮ってはいけない山です。
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