京都と福井の県境にまたがる八ヶ峰。
標高は800mで鯖街道の知井坂峠の傍に位置しています。
山頂からは越前、丹波、丹後、若狭など8つの国が
見えたことから名付けられたそうです。

登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/41041677
登山口情報

登山口には駐車場があり5台ほど停めれそうです。
GoogleMap https://maps.app.goo.gl/1DwiiVRguTp2nomq8
トイレはありませんが、ここまでの道のりは生活道となっているので落石などの心配は
ほとんどありません。
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★ |
登山中の絶景度 | ★ |
登山客の多さ | ★★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★ |
鎖場や岩場など | ★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | ★★ |
熊や鹿など動物の気配 | 熊の情報があります。 |
登山日記

登山口には大きな看板があります。この看板の左側の斜面を登っていきます。

登山口はとても整備されていますが、登山道は倒木などがあり何度か潜るようなシーンがあります。
YAMAP上では登山道は真っすぐですが、実際にはグネグネとあっちにこっちに登り
アマゾンの川のように登っていきます。

面白いキノコを発見しました。アケボノダケでしょうか。

あちこちに倒木があり潜ったり、落ち葉が結構多いので疲れてきます。
先日に登った七七ツ頭岳を思い出します。

ブナが美しい光景ですが、ジャングルのように道が狭い所も多くあります。

中盤ぐらいまで登ってくると大量の靴が落ちていました。かつては八ヶ峰スキー場が
ここにあったようです。昭和38年にオープンして10年ほどは営業していたようです。

そんなスキー場跡を登っていきます。

寛政と年号の書かれた古い時代の石碑が建っていました。
歴史ある道というのが分かります。

地井峠に登ってくると道はなだらかになり広くなります。
昔は福井と京都を結ぶ鯖街道となっていたようで、産業道路だったようです。
なだらかになり今でもとても歩きやすい道でした。

関電の電柱を超えて山頂手前まで来ました。最後は少し登ります。

いよいよでしょうか。

ここが八ヶ峰の山頂となります。360度の景色ではありませんが、南側、北側に景色を
見ることができます。
越前、山城、河内、摂津、近江、丹波、丹後、若狭と8つの国を見渡せたことから
八ヶ峰という名前になったそうです。

美しい山の景色に癒されます。お昼の2時過ぎになっていましたが、静かで気持ちよい山頂でした。

この鯖街道だった所はとても歩きやすくて気持ちよかったです。
再びあのグネグネ道の登山道を下山しないとダメなのがちょっと残念でした。

YAMAP上での画面ですが、登山道から外れるシーンが何度もあります。
古い登山道も残っていますが、今は歩きやすいように迂回路があったりと
地図と少し違うルートになっているようでした。実際に歩く距離、登った距離は
数字よりも多くなっているような気がします。

無事に下山してきました。今はほとんど何も残っていませんでしたが、
かつては重要な場所だった面白い山でした。
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