登山者は必見!!キャリヤ電波やWifi電波が
ない場所でも緊急時にSOSを衛星経由で
発信できるようになりました。日本でも利用可能、
いざという時にテストをしておく事ができます。
必要な環境
対応機種はiPhone14以降となります。また日本で利用するにはiOS17.6以上が利用可能です。
iOS16.1から米国やカナダ、16.2からフランスやドイツなどでも利用可能で海外に行く場合でも
利用できるようです。
提供情報はこちらから
まずは事前の準備
まずはiOSを現時点では17.6が最新なのでアップデートします。
アップデートが完了すると緊急SOSのチュートリアルが表示されます。
ここで必要な設定を済ませておくために「続ける」を選択します。
緊急時はサイドボタンを押すことで使用が可能です。
そのまま続けるを押します。
いざという時のためにメディカルIDというものを追加しておくことで、緊急時に
自分のメディカル情報を共有が可能です。
メディカルIDに自分の情報を記入しておきます。いざという時にテキスト送信してくれます。
生年月日や血液型、臓器提供の意思、病気やアレルギー情報、現在服用している薬などの情報を
記入しておくことで緊急時に自分のメディカル情報を共有してくれます。
実際にデモで衛星SOSを体験してみました
iPhoneー「設定」ー「緊急SOS」ー「デモを試す」で実際に動作や使い方を練習しておくことができます。
緊急の場合に使うと思うので、いざという時に練習はしておいた方が良いと思います。
練習は必ず屋外で行う必要があります。実際にどのように使うのかテストが可能です。
デモを起動してみます。まずはモバイル通信をオフにする必要があるので「オフにする」を
選択します。
現在位置を検索しているようです。しばらく待ちます。
現在位置が特定できたら今度は衛星の方へiPhoneを向けます。実際に端末を
その方角へ向ける必要があります。
しっかりと衛星の方角へiPhoneを向けて信号を確認できるまで待ちます。
建物や樹木などで上手く通信出来ない場合はこんな画面になりますので、
見晴らしのよい、空が見える位置に移動します。
衛星の信号が確認できたらこのように緑色に変わり「接続されました」と表示されます。
チャット画面に変わり、メッセージ一つ一つを送信するのに、少し時間は掛かりますが
テキストベースでやり取りが可能です。
無事に送信できたら返信が届きます。応答例などが表示され画面下部のテキストボックスで
入力して回答していきながら緊急時のSOS、助けを呼んだり症状などを伝えたりなど
様々な対応が可能となります。
レビュー
登山時は電波が無い所の方が多く、いざという時には電話も掛けれない状況がほとんどです。
また迷った時、動けなくなった場所は谷や人が通らないような場所が多いと思います。
こういう通信手段があれば助かる可能性も高くなると思いますので、
いざという時の為にデモなどで練習しておくことで助かる可能性が高くなると思います。
2022年からアメリカなどで利用可能となり日本は17か国目となるようです。
iPhone14、iPhone15は2年間無料で使えるようですが、今後はどのようになるかは分かりません。
有料で継続なのか現時点では案内はないようです。
緊急時は衛星中継センターから通報してくれるようで、登山する人はぜひ知っておきたい情報です。
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