日本二百名山の蒜山。岡山と鳥取にまたがる山で
上蒜山、中蒜山、下蒜山と3座で蒜山三座と呼ばれ
美しい山容が広がっています。
その内の上蒜山に登ってきましたのでご紹介。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/33404519
登山口情報
3座を縦走する場合は、上蒜山に一番近い上蒜山登山口駐車場を利用します。
駐車場Googleマップリンク https://maps.app.goo.gl/7E3S48riK4vK2jvh9
この駐車場は無料で利用可能でトイレも設置されています。
ここから1.9kmほどでバス停「湯船口」まで行き、始発6:27に乗って道目木のバス停まで行き
徒歩3.7kmで峠まで歩いていき縦走開始ができます。
この日、私はバスに間に合わなかったので、上蒜山だけを縦走に変更しました。
勝手に指数
登山道の整備度 | ★ |
山頂からの絶景度 | ★ |
登山中の絶景度 | ★★★★★ |
登山客の多さ | ★★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★ |
鎖場や岩場など | ★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | ★★ |
登山日記
7時過ぎに上蒜山登山口駐車場に到着しました。トイレも設置されていて綺麗でした。
駐車場は無料で利用可能で、50台ぐらいは裕に停めれそうでした。
この日は私も含めて3台しか停まっていませんでした。二百名山ですが夏場はあまり人が来ないようです。
その原因は後ほど嫌になるほど実感しますが・・・
駐車場からいきなり細い藪道を歩いていきます。登山口までの看板はありますが、
あまり人が通らない為か、草がボーボーになっている箇所が多く不安になってきます。
牧場みたいで牛さんがたくさん居てました。のちにこの牛さんが恐怖になるとは
この時は思いもしませんでした。
ここまでの道のりの途中で電柵があったので、こんなロープを見るとドキッとします。
左側に抜けれるようになっているので慎重に抜けます。
急にだだっ広い場所に出てきました。両サイドはとても広い場所なんですが、
登山口の道のりはこの真ん中の草ボーボーな所を入っていきます。
森まで来るとやっと登山口が見えてきました。
いきなりこんな看板が・・・普段なら熊注意の看板ですが、ここ蒜山は蛇がとても多くて
この日はトータル5匹ほど登山道で見かけました。
登山道から少し歩くと階段が始まります。この階段は2合目まで続き杉ゾーンを抜けるまで続きます。
2合目を抜けると少し階段はありますが、あとは粘土質な地形でひたすらに登っていきます。
休憩できる箇所はほとんどなく辛い勾配が続きます。
3合目まで来ました。結構ここまで長く感じますが、まだまだ登りがずーっと続きます。
こういう開けた場所も出てきます。気候の良い季節なら気持ちよいんでしょうが、
夏場は地獄でした。暑すぎて干からびそうです。
この辺で蛇やアブ、ハチ?などたくさん見かけました。標高955mですが、蒜山は暑かったです。
もう腕からも大量の汗が噴き出してきます。
8合目は槍ヶ峰というピークになっていて初めて広い場所になっていて休憩が出来ます。
上蒜山の山頂はかなり狭いという情報を頂いたので、ここでお昼ご飯にしました。
蒜山三座を横から眺める形になります。真ん中に中蒜山、奥側に下蒜山と並んでいます。
バスに乗り遅れて縦走しなくて良かった!と思うほどこの時点でヘトヘトになっていました。
やっとの思いで山頂に到着しました。ここは四畳半ぐらいしかなくて、景観も無し。
しかもハチが大量に飛んでいてゆっくりできる場所では無かったので即時退散しました。
この日は8名ぐらいとすれ違うぐらいでした。夏場の蒜山は蛇やハチなどが多く
出会った方に聞くと「11月から12月」くらいが一番気持ちいいとおっしゃってました。
下りも長く暑かったですが、2合目を過ぎて杉ゾーンで少し涼しくなりました。
登山口まで帰ってくるとホッとしました。
無事に生きて帰れた~と思いました。
来た道の真ん中に牛さんがいっぱい!なんか怖くて様子を見てましたが、
向こうもこちらを見ていました。しばらくすると上の方に上がっていったので
そのすきに通過しました。今日一番の難所だったかも知れません。笑
夏場の蒜山は絶対にお勧めしません。秋とか雪が降る前などは大山などが見れて面白いと思います。
ヘビ、ハチ、アブ、牛さん!となかなかに辛い山行になりました。
温泉情報
下蒜山にある「蒜山やつか温泉 快湯館」という所に行ってみました。
全国屈指のラドン含有量で疲労回復にはピッタリの様です。綺麗な施設で畳の広場でゆっくりと出来ました。
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