鹿児島半島の最先端、錦江湾の入り口に
美しい山容で薩摩富士と呼ばれる「開聞岳」
標高は1000mも無いですが、グルッと一周する
独特な登山道は思いのほか、辛い道のりでした。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/33818669
登山口情報
登山口は「かいもん山麓ふれあい公園」を利用させて頂きました。
駐車場 120台ほど 無料です。
トイレ あり
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★★ |
登山中の絶景度 | ★★ |
登山客の多さ | ★★★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★★ |
鎖場や岩場など | ★★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★ |
高山植物や花 | ★ |
8月中旬は特に登山者が少ないようです。
登山日記
かいもん山麓ふれあい公園に到着して早速、トイレや準備をして出発。
登山ストックもレンタルできるようです。標高からは想像できないほど長く辛いので、
ストックを持っていない人はレンタルすると楽になります。
1階は売店などがあり、この建物の裏側にトイレがあります。
先ほどの売店から登山口に向かって歩き始めます。
売店のすぐ近くに自動販売機があります。コインランドリーもあります。
暑いので下山したら冷たいものを飲もうと思います。
公園内を登山口まで歩いていきます。登山口までは650mとなっています。
登山口までしっかりと案内があるので迷うことなく進めます。
キャンプ場みたいな公園を進んでいきます。
鹿児島半島の最先端、さすがに暑くてもう汗だくです。
登山口に到着しました。案内図や注意書きなどがあるので、しっかりと確認しておきます。
スズメバチが多いようなので注意しておきます。
開聞岳の登山道はかなりのジャングルな感じです。左右の幅が狭く草が近い感じです。
また両サイドの土が崩れてきている箇所も多く、人があまり通らないような低山のルートを
思い出すような雰囲気です。
2.5合目の場所に到着しました。ここまでずっとジャングルな感じでしたが、やっとここで少し開けてます。
ベンチでしっかりと休憩します。
お盆中の時期、この2.5合目で夏に登る山じゃないと後悔し始めます。
まだ標高は300mもないほどで風もほとんどなくて、蒸し風呂、サウナに入っているかのような暑さです。
次は4合目にベンチがあります。
5合目。ここで初めて眺望があります。海が見えました。
ずーっと樹林帯の中でグルッと回ってきている登山道でYAMAPが無ければどこに居てるのか
方角も分からなくなる感じです。
鹿児島半島の最先端なので、見える景色は海のみです。
7.1合目。とちょっと面白い合数です。ここから屋久島や種子島が見えるようですが、
この日は霞んでいて何も見えませんでした。
7合目からは岩場が多くなります。仙人洞と呼ばれる洞窟も見れます。
岩場の間は結構大きくてすっぽりと落ちてしまう場所もあるので慎重に登っていきます。
いよいよ8合目ですが、ここ開聞岳ではここからも長く感じます。
グルグルと回ってそのまま下っていくんじゃないかと思うほど長く感じます。
山頂付近まで来るとハシゴだったりとちょっと勾配がきつくなる場面もあります。
無事に登頂しました。道中は本当に山頂があるのかな?と思うほどずっとグルグルと回っている感じです。笑
山頂は広くはなくて5組ぐらいが座るといっぱいな感じで、岩場の上に座って休憩します。
山頂からは海岸など眺望が良くて見渡すことができます。
山頂の一番高い岩の上で景色を眺めながら休憩します。
感無量の瞬間です。
山頂一帯は樹林帯で覆われていますが、火山地形なんでしょうか。真ん中あたりが少し窪んでいます。
山頂全体はとても広いのですが、木々が生い茂っていて、岩場で休憩できるのは少しだけです。
皇太子殿下も登られたようです。同じ登山道を通られて登られたんだと思うとちょっと感動です。
山頂から2時間半ほどで無事に下山してきました。登りも長く感じましたが、
下りも同じように長く感じます。
公園の売店で百名山バッチを購入できました。売店の人に入っていいよ~って言われて
開聞岳をバックに撮らせて貰いました。
こちらは長崎鼻からの開聞岳。とても美しい山容です。登る前の早朝に開聞岳を見たくて
長崎鼻まで来てみました。
その後に西大山駅というJR最南端の駅に来てみて、ひまわりと開聞岳を撮りに来ました。
観光案内の看板でひまわり越しに撮っている写真を見て、どうしても見たくなり寄ってみました。
何とも美しい光景です。
開聞岳を夏に登ったご褒美でしょうか。
楽しい一日になりました。
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