福井県敦賀市にある関西百名山、近畿百名山の山。
美しい山容から「つるが富士」とも呼ばれ
標高は913mとなっています。登山道はしっかり整備され
とても登りやすく地元に愛された山でした。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/40500380
登山口情報
敦賀市立少年自然の家を通って登っていきます。バンガローなどが多くあり
土日は賑わいそうな所です。
一番上に駐車場があります。20台は裕に停めれそうでしょうか。他にも駐車場が点在していて
無料で利用する事ができます。
Google Maps https://maps.app.goo.gl/nMnezng97w9LUhLW6
駐車場脇にはトイレが設置されていますので、安心です。
勝手に登山指数
| 登山道の整備度 | ★★★★ |
| 山頂からの絶景度 | ★★★★★ |
| 登山中の絶景度 | ★★★ |
| 登山客の多さ | ★★★★ |
| 登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★ |
| 鎖場や岩場など | ★ |
| 登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
| 高山植物や花 | |
| 熊や鹿など動物の気配 | クマが出没したそうです。熊対策必要です。 |
登山日記
平日のお昼にも関わらず多くの方が登っているようです。
関西百名山でも土日の朝でも誰も登らない山があれば、平日でも多くの方が登る山もあります。
登山口には看板や案内マップが設置されていて、整備されているのが良く分かります。
お昼ごろでしたが、この時間から登っている方も居てました。
まずは道路のような林道を登っていきます。
道は砂利道のような感じになりました。脇にはこんな看板が設置されていました。
熊の目撃情報がとても多く、登っている方はほぼ全員が熊鈴を鳴らしているような感じです。
ただかなり人が多いので心細いというような感じでもなく、しっかりと熊鈴など
鳴らしながら歩けば大丈夫そうな感じです。
2か所ほど川を渡渉する場所がありますが、コの字ブロックで安全に渡ることができます。
整備されているのが良く分かります。
緩やかに杉の中を登っていきます。道幅はかなり広く山頂付近は少し狭い場所がありましたが、
ほとんどの登山道は広くて気持ちよく歩くことができます。
斜面をつづらにゆっくりと登っていきます。急登がなくほとんど休憩なしでも登れそうです。
有酸素運動をしている！という感じでしょうか。とにかく気持ちよかったです。
2つ目の渡渉、階段が設置されていました。
振り返ると既にこんな高さになっていました。ふと振り返って深呼吸にちょうどよい景色です。
途中には休憩できるベンチなども設置されゆっくりと登ることができます。
とにかく整備が行き届いた気持ちよい山というのが分かります。
中盤も歩きやすく気持ちよいです。
一の岳という場所に出てきました。ここには二の岳、三の岳とありここは最初です。
昔にこの付近の野坂岳遺跡から旧石器時代のナイフなどが出土したようで、
古代より登られていた山だったようです。弘法大師が開いた山ともされていて
昔から信仰の山だったようです。
弘法大師が山中で見つけた一寸の仏像は野坂嶽権現として祀られるようになったそうです。
一の岳にはベンチがたくさんあるので休憩もできます。
ただ木が高くなったのか眺望はほとんどありません。
二の岳に登ってきました。ブナになり山の中が明るくなります。この辺りから平坦な道が続きます。
ブナの森はとても気持ちよく道もなだらかなので気持ちよかったです。
山頂手前に三の岳がありました。名称だけでYAMAPではとくにピークでは無さそうです。
少し狭い道になりましたが、抜けると避難小屋が出てきました。
ついに山頂に到着しました。360度絶景が広がる美しい場所でした。
こちらは東側の方角、横山岳や金糞岳などが見えます。
山頂はかなり広くて芝生のようになっています。この時はお昼寝をしている方もいらっしゃいました。
大勢で登っても裕に滞在できるほど広い山頂です。
こんな景色をのんびり眺めながらゆっくりと休憩しました。
ただ日陰は無いので夏場は辛いかも知れません。
下山中は時折見える谷から覗く敦賀の街を眺めることができます。
海も見えて気持ちよい光景です。
その後に無事に下山しました。とにかく整備されていて地元の方に愛されている山というのが
伝わり気持ちよく登山できました。熊には注意が必要ですが、多くの方が登っているので
安心感もありました。
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