過去一番に精神的に辛かった登山になった『大塔山』

山深い奥地からスタートして更に林道を3km。
感覚がおかしくなりそうな程の急斜面を
ひたすらに直登して、道なき道を登ります。
過去一番ぐらいに辛い山行になりました。

過去一番に精神的に辛かった登山になった『大塔山』
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登山ログ

YAMAP https://yamap.com/activities/43623128

登山口情報

過去一番に精神的に辛かった登山になった『大塔山』

登山口までは国道371号線を安川渓谷方面へ抜けていきますが、
こちらの林道は集落以降は舗装はされていますが、落石や倒木などもあります。
車で30分以上は掛かるので神経を使います。

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道中の写真です。道はそこまで狭くはなくて要所で対向も可能ですが、
落石や落ち葉、倒木などが結構ありました。

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途中には安川渓谷と呼ばれる名所を見ることができます。
水がとても綺麗で随分と山奥に入ってきたのを、景観から実感できます。

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こちらに駐車します。
GoogleMaps https://maps.app.goo.gl/YC84JbSyQiQ62Rip7
こちらは法師山への登山口に近い駐車場になりますが、大塔山への登山道までの
林道は未舗装となり、一般の車では行けませんので、こちらに停めるのが良いと思います。

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駐車してから林道を3kmほどの道のりとなります。
こんな山奥まで入ってきて更に奥地へと入っていきます。

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安川林道と呼ばれる林道です。熊注意看板もあります。

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長い林道で45分ほどウネウネと歩いていきます。
最初は大丈夫そうな気がしますが、途中は崩れたりボコボコで車は無理だったなぁと
実感するほどの悪路でした。

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鉄の橋がありこちらが登山口となります。
やっと登山口に到着、もうここで少し休憩するほどの距離でした。

勝手に登山指数

登山道の整備度
山頂からの絶景度
登山中の絶景度
登山客の多さ
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所)★★★
鎖場や岩場など★★
登山道の静けさ(街の音など)★★★★★
高山植物や花
熊や鹿など動物の気配熊生息域。注意が必要です。

登山日記

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駐車場から3kmほどで登山口に到着します。
この林道だけで100mほど登ってきていますが、かなりなだらかで登っている感覚は無いと思います。
大塔山への看板があるのでこの目印を見て入っていきます。

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序盤の1番の所ですが、まずは川沿いに入っていき、つづらに登り尾根に上がります。
その後はひたすらに尾根を直登するような登りとなります。等高線を見てもらうと分かりますが、
かなりの急斜面で短い距離を一気に400mほど駆け登ります。

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谷から尾根に上がってすぐにこんな防火水槽のようなものがあります。
この辺りから一気に登り始めます。

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リボンもありますが、あまり登山道らしい登山道ではなく、自然に出来た道という感じです。
草も多く道らしき道を登っていく感じです。

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このような斜面がかなり続きいきなりの急登に疲れると思います。
途中ではあまりの斜面で平衡感覚がおかしくなるほどです。

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あともう少しという所です。
この尾根直登ゾーンがこの山で一番つらいかも知れません。

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2番の部分の尾根に合流します。ここはアップダウンはあるものの1番ほどの傾斜はなく
じっくりと尾根を歩いていくことができます。

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大塔山へと続く主流尾根に出てきました。やっと平坦が出てきてホッと休憩。

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この2番のルートも登山道というよりは尾根に自然に出来た道という感じです。
痩せ尾根などもありアップダウンが激しい所もあります、

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一ノ森を超えてからは3番の今度は下りとなります。

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今度は少し長い下りとなっています。落ち葉も多く道も不明瞭なのでリボンを頼りに
進んでいく感じです。ここも気を遣う場所で、どこを歩いてもフカフカな感じで
気持ち悪い感じがしました。

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いよいよ4番目ですが、今までの登りもあり最後の100mほどの斜面の登りが辛く感じました。

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一般的な登山道であれば最後頑張れば!というシーンですが、道らしき道はなく
黒い土に葉っぱの絨毯でどこを歩いたら良いのか分かりません。

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そこまで傾斜はきつくないのですが、滑りやすくて地味な登りで長く感じました。

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いよいよ山頂という場所で、防護ネットが出てきます。
山頂付近には本州最南端となるブナ林の植林保護のためのネットがあります。

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防護ネットを潜ると山頂付近は草で生い茂っていました。

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山頂看板を見つけることができました。
ここではゆっくりできなかったので、防護ネットを出てきて、少し開けた所で
休憩しました。

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激登りだった登りは、下山時には激下りになります。
リボンを見失ったり、尾根間違いで違う場所を降りてしまいそうになったりと
精神が鍛えられる登山になりました。

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無事に林道まで降りてきてホッとしました。
同行者と「2度とこの山は絶対に登りたくない!」という意見で一致。
そんな辛い登山でした。

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