登山中の紫外線から目を守ってくれるサングラス
登山や様々なアクティビティーにも対応できる
万能で最高なサングラスを見つけました。
OWL MILSのIzanagi、使ってみると凄かった!!

私のサングラス歴

登山を始める前は自転車に乗っていて最初に買ったサングラスがOGKというメーカーのサングラス。
走行中の目の保護や紫外線から使っていました。
とてもスポーティーな形状で日本人にも合うように設計されているようでした。
こちらは昔ながらの紫外線カットだけのレンズでしたが、落として無くしてしまいました。

次に購入したのがRudy Projectというメーカーの偏向グラスでブルーのミラーレンズでした。
お値段は3万円ほどとかなり高価でしたが、とても見やすくレンズも曇りにくい設計になっていて
とても重宝していました。

このRudy ProjectのRydonというモデルはレンズを付け替えれる事も可能で、
朝や夜間など通勤時は全天候に対応できる調光グラスを使用していました。
このレンズだけでも1万円以上したと思いますが、夜間は明るくクリアに、日中は暗くなり
どんな明るさにも対応できるレンズでした。
この写真では片方を覆って調光の変化を見やすく再現した写真になります。
私の理想の登山時に欲しいサングラス

低山やアルプス、東北など様々な山に登る私ですが、下山してきて目が乾燥しているような
ピクピクと痙攣したり疲れることが多くなってきました。
特に森林限界を超えて開けた稜線などをたくさん歩くと、
眩しくて目の周りの筋肉が凝り固まったような疲れが出てきました。
とにかく目が楽になるようなサングラス
山頂の景色をそのまま楽しめるサングラス
高山や低山でも明るい所から樹林帯など暗い所も対応できるサングラス
汗かきなのでよくタオルで拭くので付け外しても落ちないような便利なサングラス
欲を言えば私でも少しカッコよく見えるサングラス
こんな贅沢なサングラスが欲しくなってきました。
世の中のサングラスを探してみました

ネットで様々な情報を探したり、お世話になっている登山の友達などに聞いたり
実際に使っている人のサングラスを見せて貰ったりととにかく多くの情報を集めてみました。
有名なブランドでは、オークリーやSwans、TALEXやRudy Projectなどがよく紹介されていました。
面白かったのが、ネットで見かけて、友達も使っていたGoodrというメーカー。
ハイカラで明るいデザインが多く見ていて楽しくなるサングラスでした。
登山ショップでも探してみるとサングラスってそこまで多くは置いていません。
またJINSやZoffなどではカジュアルな感じでレンズと合わせると金額も結構。。。
そんな中見つけたOwl Milsというブランド

メーカーのサイトを開くともう登山です。デザインの機能美と軍事ミリタリーの性能の間に
深い関係性に感銘を受けて、そんな商品を作り出すことをコンセプトとしています。
早速商品を見てみると
ハイエンドモデルのRED LEBEL、もっとも激しいアクティビティーにも対応して
フィッティング感も最上位で、レンズも最高峰となっています。
スタンダードモデルのBLACK LABEL、普段使いからスポーツまで対応できる
軽量性、フィッティング性、レンズの性能などバランスが良いモデル
カジュアルモデルのBLUE LABEL、軽量で普段使いから軽いアクティビティーまで対応。
ファッション性にも優れていてサングラスが苦手な方でも使いやすいモデル
こんな風にモデルが分かれていました。
購入したのはRED LEBELのIZANAGI

どんなものか一度見に行ってから決めようと思いましたが、
OWL MILSを取り扱っているお店に行って、一目惚れのようにして購入しました。
お値段は2万円超といい値段!!
買うからには一番いいモノを選ぼうと思いRED LEBELのIZANAGIというモデルにしました。
体に身に着けるものは良いモノを。という私のポリシーで迷いはなかったです。
付け心地は違和感なくすんなりフィットしてくれました。
店員さんに聞いてみると登山や釣り、ゴルフなど様々なアクティビティーで
このモデルを購入する人が多いようです。
開封の儀 IZANAGI

サングラス本体はCOL03、クリアグレーというカラーにしてみました。
クリアなサングラスで見た目も圧迫感も少なくなりそうという理由でこのカラーにしてみました。
本体の重量はレンズを含んでも24gと軽量になります。

このIZANAGIのテンプル部分、耳を掛けるアーム部分の内側には滑り止めの素材になっています。
また先端は他のサングラスではないカラビナ仕様となっていてガジェット感満載です。
私は心配性なので落ちないようにストラップを装着しようと思っていましたが、
これは有難い機能でした。

グラスコードと呼ばれるストラップと、眼鏡拭き素材で作られたソフトケースが付属しています。
ストラップの材質は内側がダイマーニと呼ばれる防弾チョッキでも使用されるほどの
強靭な素材を使用していて安心感があります。
実際に使ってみました 伊吹山の山頂編

日本百名山の一つ、伊吹山の山頂で使ってみました。
まずびっくりしたのがスッキリとした視界で明るさはそこまで暗くならないのに
クッキリとした印象を受けました。地面からの照り返しも眩しくなく目がとても楽なのを感じました。
色見も変わらずに遠くの山の稜線がクッキリと見えるような感じになりました。
偏向レンズ+ハイコントラストという異色の組み合わせレンズのおかげでしょうか。
RED LEBELのレンズは、両面マルチコートに後ろ側に日がある場合などでも
裏側からの光が入ってきても眩しくないようになっています。
この時も夕日が当たっていましたが、実感できるほどで裏側からの眩しさを感じませんでした。
実際に使ってみました 樹林帯編

滋賀県と岐阜県にまたがる金糞岳の登山道で実際に使ってみました。
登山道から山頂まではほぼ樹林帯で草木が生い茂る登山道は、他の登山道とは違い
一段と狭く暗い登山道でした。
そんな登山道でもサングラスを外すこと無く、暗いと感じずに装着して登っていました。
可視光線透過率が30%~33%と明るいレンズが良い感じです。
実際に使ってみました 賤ヶ岳の山頂編

賤ヶ岳は標高300mほどの低山ですが、山頂からの景色は素晴らしくて余呉湖と琵琶湖を
一望できる景色が広がっています。
上の写真は右側がレンズ越し、左側がそのままの状態ですが、写真のように
木々の陰影が抑えられていて空の色もクッキリとしているのが分かります。
実際に使ってみました 地上編

こちらは金剛山の麓で撮影したシーンですが、太陽を直視してみました。
容易に想像できるほど眩しく感じる所です。

レンズ越しに太陽を見てみても眩しさが抑えられているのが分かります。
目の下の筋肉、頬っぺたの上側が吊り上がるような眩しい太陽でも
サングラス越しに見るととても楽になりました。
写真を見ても分かるようにほとんど色見が変わっていないのが良く分かります。
少し残念?というか、ん?と思った所

残念というか一応、素直に思った事を書くためにこんな見出しにしています。
スマホの画面を見た時に白い部分がチカチカとします。これは偏向グラスの宿命というか相性があり、
通常のディスプレイなどでは偏向フィルターなどがあり暗くなってしまう事があります。
私の使っているiPhone15Proでは有機ELディスプレイとなりますが、
白い部分だけがチカチカと見えてしまいます。
ただそれ以外の使用で例えばYAMAPの地図、写真撮影、AR山ナビなど山で使うアプリを
使う上では全く問題はありませんでした。
総評 最高だった

明るいのに眩しくない、という不思議な感覚になるサングラス。
自転車用などでは暗くすることで目が楽になっていましたが、やはり場所によっては
暗くて見えづらいモノもあるので外したりしてました。
このサングラスではそういった事が少なくて、樹林帯でも山頂でも常時付けたまま
山の中を過ごすことができました。
フィット感も良い感じで、歩いたり下山中に段を降りたりするぐらいではズレないほどです。
レンズ性能も求めていた以上の視界で、使ってすぐに手放せない登山グッズとなりました。
コメント