芝生のような山頂からは伊賀の街並みを
眺めることができる三重県の山「霊山」。
標高は766mでお手軽に登ることができて、
広い山頂ではゆっくり過ごすことができます。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/32704623
登山口情報
霊山へは霊山寺から登るのが一般的なようですが、私はこの日は田代池（YAMAP上では田代湖）
からアクセスしました。こちら側にも駐車場があるようですが、田代池では工事が
行われていた為に駐車場までアクセスできませんでした。
この赤い矢印部分の広くなった路肩に駐車しました。
また現在は赤色のルートが通行禁止となっていますので注意が必要です。
登山日記
何とか駐車して田代池から登山スタートします。
雄大な光景でものすごく広く感じる景色で、とてもいい所なのに誰もいないという
ちょっと不思議な光景です。
現在この土手？ダムな場所は通行止めになっているようです。
正式には田代池のようです。YAMAP上には田代湖とも書かれています。
田代池の周りの遊歩道を歩いていくと、何やら施設が見えてきます。
全て廃屋なようで、窓にはベニヤ板が張り付けられていました。かなり大きな建物や
結構な数のバンガローみたいなものもあります。
調べてみると、なんと大阪市が所有している「市立伊賀青少年野外活動センター」と呼ばれる施設。
2014年に閉館されたようで、現在でもその姿が残っています。
ちょっと異様な光景で夜には歩きたくない雰囲気です。
源流発見コース？など登山道の入り口付近にはかつてのレクリエーションコースでしょうか？
名称がついたコースがありました。道中には鹿もたくさん生息していて多く見かけました。
ここ霊山への道のりは「忍者トレイル」というコースにもなっているようです。
もう少し南側のさるびの温泉から北は油日岳までの48キロものコースになるようで、
トレイルランコースにもなっているだけあって、とても歩きやすくなだらかなな勾配でした。
霊山の南側にあるピーク、霊山南峰に到着しました。
ただ看板があるだけのピークで先を急ぎます。
霊山寺からの出合いを過ぎると、かなり整備された場所になってきます。
ベンチなども設置されています。
ここからは階段になっていました。かなり整備されていて登りやすくなっています。
ここまで来たらあと少しです。
いよいよ山頂へ続く最後の階段です。
山頂の景色はこんな感じです。芝生のようなどこかの公園のような光景で、地面がボコボコしています。
山の上では当たり前なんですが、異様に作られたボコボコのようでした。
庭園みたいな景観であちこちに石碑が立っていました。
この広場の真ん中には1000年以上も前に作られた大伽藍があり、洞窟みたいな場所には
石仏でしょうか？何か祀られていました。
霊山山頂遺跡とも呼ばれるこの場所は不思議な光景が広がっています。
かなり古い歴史があるようです。1000年以上も前に作られたものらしいです。
霊山はインドから由来したものというエピソードもあるようです。
三角点にタッチ。感無量な瞬間です。
山頂の看板から見える景色は伊賀の街並みを見渡すことができます。
標高は766mとそこまで高くないのですが、逆に街が良く見えて絶景な風景です。
芭蕉の句や伊賀の東北など色んなモノが立てられています。
下山は先ほどの霊山寺からの出合いの所を、田代池方面に降りていきます。
しっかりと整備された登山道になっているので難なく下山できます。
また青少年センターの所に戻ってこれました。
三重県伊賀市にある霊山。お手軽に登ることができる山でした。
山頂の芝生広場、とにかく山頂の居心地が良すぎる楽しい山でした。
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