国の天然記念物にも指定されている「屏風岩」
異様な山容の兜岳の西側に位置しており、
幅2km、岸壁は200mという圧倒的スケールの
屏風岩を見ながらハイキングを楽しめます。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/35164218
周回コース
登山口情報
登山口には屏風岩公苑の無料駐車場を利用しました。
台数は20台ぐらいでしょうか。トイレもあります。
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★ |
登山中の絶景度 | ★★ |
登山客の多さ | ★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★★ |
鎖場や岩場など | ★★★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | ★ |
熊や鹿など動物の気配 | 駐車場脇で大きなオス鹿がいてました。 |
登山日記
駐車場からすぐに登ると広い場所が広がっています。
駐車場から車を降りると大きな角を構えた鹿がこちらを見ていました。
この日は私は一番乗りのようで他には誰もいなくて少し心細かったです。
少し歩くと屏風岩の看板、その後ろには大迫力な屏風岩が立ちはだかっていました。
以前から曽爾を通る時にはいつも見ていましたが、目の前に立つとなかなかの迫力があります。
こんな壁をどうやって登っていくんだろうと少し不安になります。
屏風岩の前の広場をそのまま歩いていくと樹林帯に入っていきます。
屏風岩の隙間に登っていく斜面がありました。ここから急登を登ります。
屏風岩の間を登るのである程度覚悟はしていましたが、結構な急登でつづら折りの登山道を
ゆっくりと登っていきました。
屏風岩の上を通る登山道の出合いに到着しました。
ここから住塚山には左に行きますが、屏風岩の上にピークが一つあるので、そのピークを獲りに行きます。
屏風岩の上を歩きますが、崖方面はこんな感じでぐわっと落ち込んでいるのが分かります。
壁をよじ登る風が妙にビュービューと吹いていて怖い感じです。
一ノ峰というピーク。草がボーボーでちょっと辛かったです。
この看板の向こう側は崖になっています。
再び先ほどの出合いまで戻って住塚山を目指します。屏風岩側の斜面は急に落ち込んでいるので
あまり近づかないように歩きます。
そこまで大きな急登はなく登っていきます。
ただ登山者は少ないので一人だと雰囲気がありちょっと怖くも感じます。
こちらが関西百名山にもなっている住塚山です。美しい三重の山々を見ることができます。
看板の向こう側には曽爾高原も見ることができました。
次は国見山というピークを獲りに行きます。住塚山よりも北東に位置して
道路からは見えないピークとなります。更に山の中に入っていく感じでしょうか。
住塚山から国見山へのルートは切りだった尾根を通ります。
ロープな場面も出てきます。
写真では伝わらない感じがしますが、切りだった尾根も通ります。
痩せ尾根とでも言うんでしょうか。ちょっと高所が怖い方にはグッとくる感じもします。
いよいよ山頂が近づいてきました。
面白い形の山頂看板です。向こう側には更に大きくなった曽爾高原が見えます。
いつの間にか標高が1000mを超えていました。
山頂にはベンチもありゆっくりと休憩することができました。
ここでお昼ご飯を食べて静かな山頂を楽しみました。
ゆっくりと一人で山の景色を楽しめる幸せな時間でした。
国見山から来た道を少し戻り、杉林の中の峠を左側に周回路に進みます。
今は使われなくなった林道のような道を進みます。
道がしっかりとしてきました。
林道からこの登る道があるので、ここから屏風岩の上まで戻っていきます。
ここから尾根までは結構、草がボーボーで大変でした。
屏風岩の上の縦走路に出合います。ここから今度は下の道路まで降りていきます。
こちら側も同じく屏風岩の隙間の斜面を降りていきます。
間近で屏風岩の斜面を見ることができます。かなりの勾配感に驚きます。
少し下っていくとなだらかになってきます。
こんな場所に出てきました。若宮神社という小さな神社に出てきます。
再び屏風岩の前に戻ってきました。今回のルートはこの屏風岩の左側の斜面から登っていき
住塚山、更にその奥の国見山に登って、屏風岩の右側の斜面から降りてくるという面白いルートでした。
駐車場まで戻ってきました。朝は居なかった車が何台か停まっていました。
屏風岩を上から下から楽しめる面白い登山ルートでした。
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