かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』

大きな屋根型の山容で丹波高地の山、長老ヶ岳。
現在は何も残っていませんが、かつては100以上もの
密教寺院があったとされる霊山だったようです。
なだらかな勾配でとても登りやすかったです。

かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』
目次

登山ログ

YAMAP https://yamap.com/activities/41014337

登山口情報

かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』

仏主集落から入ってくると川沿いに少し進み、駐車場があります。道路脇の路肩が広くなった部分です。
こちらから林道を登っていきつづらに上がっていくと大きな駐車場があり20台ほどは停めれそうな
広場があります。こちらにはトイレもありますが、ここを登るのが大変でした。

かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』

こちらが3台ほどは停めれそうな川沿いの駐車場です。運転に自信が無い人はここに停めるのが無難です。

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林道は落石があちこちにあり何度も降りて石を避けて登っていきました。
あちこちに土砂崩れもあり道路を崖の方へスレスレに寄ったりとかなり気を遣いました。

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何度も何度も降りて石ころを蹴って道を整備して登っていきます。
地図で見ると分かりませんが、登ってきた道は真下にあるほどすごい急こう配で登っていきます。

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真下に道が見えるほどの勾配です。駐車場までたどり着くのも大変でした。

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あんな石がゴロゴロしている林道を登ってくると嘘みたいに綺麗な広場がありました。
トイレや山小屋などもあり20台は停めれそうなほどです。

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トイレは水洗でとても綺麗でした。水も出ました。

勝手に登山指数

登山道の整備度★★★★
山頂からの絶景度★★★★
登山中の絶景度★★
登山客の多さ★★
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所)
鎖場や岩場など
登山道の静けさ(街の音など)★★★★★
高山植物や花★★
熊や鹿など動物の気配数多くの熊遭遇など情報があります。注意

登山日記

かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』

登ってきた方とは逆の奥の方に登山口があります。看板なども設置され
しっかりと整備されているのが分かります。

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ベンチなども設置されていました。林道は大変でしたが、登山道の整備はしっかりとされています。
勾配もなだらかで急登なシーンはほぼありません。

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駐車場から1分ほどでしょうか。こんな大きな屋根付きの小屋がありました。

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小屋から少し降りてくると林道が出てきました。駐車場から続いている林道ですが、
いったいどこまで続いているんでしょうか。

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ブナ林の中を登っていきます。階段もあり気持ちよく歩くことができます。
ただ登山口の看板やあちこちの目撃情報から熊には最大限の注意をしていきます。

かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』

序盤にこんな東屋がありました。ちょうどいい距離にありここで休憩しました。

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登山口は少し狭い所もありましたが、登山道はしっかりと整備されているので
迷う事なく登っていくことができます。

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唯一の注意箇所はここで支流尾根の分岐で真っすぐ進みそうになりますが、
ここは左に直角に曲がって登っていきます。真っすぐ進むとベンチなど見えて広くなっています。

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ここから登山道はかなり広くなっていて気持ちよいハイキングコースとなっています。
ほとんど登っていない感じです。

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山頂付近になると開けてきて大きなアンテナが見えてきました。

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ガードレールやアスファルト道が出てきました。大きな施設の様です。

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いよいよ山頂という場面ですが、最後のこの階段が一番つらかったです。
でも距離や獲得標高の割にはあっという間に到着した印象です。

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ここが山頂となります。今までの樹林帯が嘘のように大きく空が開けて眺望も抜群です。
山頂に東屋もありゆっくりと夏場でも冬場でも安心して休憩できそうです。

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北は日本海や青葉山なども見ることができます。南側も山の景色を楽しむ事ができ
静かすぎる山の景色を堪能できました。気温は22度ほどでしたが、山頂に吹く風は心地よく
気持ちよい気温でした。また木々もあり日陰もあり夏場でもゆっくりと休憩できます。

かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』

その後はゆっくりとなだらかに降りて下山しました。ここはほぼ急登がなく
歩きやすいコースになっていました。向こう側を降りていく周回コースもありましたが、
半分以上が道路との事で、同じ山道を降りてきました。

かつては密教の聖山として栄えた丹波高地の山 『長老ヶ岳』

この日は登山口の駐車場から山頂まで貸し切り状態で、誰にも出会う事ない日でした。
山は歩きやすく気持ちよかったですが、登山口までの林道と熊が心配な山でした。

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