岡山県和気郡にあるご当地アルプス「和気アルプス」
初心者コースから上級者コースまでさまざまな
ルートがあり、山頂からの眺めは絶景でした。
和気富士から最奥の神ノ上山まで全縦走したので解説
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/34905684
和気アルプスには、マツタケシーズンには入山禁止となるそうです。
また冬場は狩猟シーズンになるので、登山者は注意が必要です。
ご挑戦される方は役場などに確認をしておく方がよさそうです。
登山口情報
駐車場は和気駅前の駐車場が便利です。綺麗なトイレもあります。
駐車料金は1日100円です。
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★ |
登山中の絶景度 | ★★★★ |
登山客の多さ | ★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★★★ |
鎖場や岩場など | ★★★★★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | ★ |
登山日記
駐車料金100円となんと良心的な価格でしょうか。
有難く利用させて頂きました。
駐車場から駅の方向に四角い建物があり、ここがトイレとなっています。
オシャレなトイレで綺麗でした。
登山口までは線路の向こう側になるので、このトイレの向こう側にある地下通路から
向こう側に渡ります。
朝早いので人は全然いませんでした。
駅から川の方へ行くと今日最初のピーク、和気富士が綺麗に見えました。
下山してからフォロワーさんに教えて貰ったのですが、秋のシーズンはマツタケの為に
入山禁止となっているようです。
朝の静かな街中を歩いていきます。
ここが登山口となります。鳥居があり潜って登っていきます。
すこし登ると拝殿がありました。
あっという間に高い所まで登ってきました。100mほど登ったぐらいでしょうか。
それだけでも十分に美しい光景が見れました。
途中にはこんな看板がさりげなく置かれていました。
ここが和気富士の山頂となります。大きなアンテナが設置されていました。
かつてはここにお城があったそうです。歴史を感じます。
現在は祠が残るのみという感じでしょうか。
先を急ぎます。
駅の近くを流れていた川は金剛川、こちらは吉井川に沿うように縦走していきます。
2つ目のピークとなります。低山といえど結構眺めは良くて気持ちよく歩くことができます。
和文字焼という観音信仰があり、8月16日に和という文字が浮かび上がるそうです。
その火床が見れました。
次々にピークがあり登ったり降りたりとアップダウンを繰り返していきます。
そこまで大きなアップダウンではないですが、後半になるにつれ地味に疲れてきます。
前ノ峰というピーク、のちに奥ノ峰というピークもあります。
穂高山というピークに到着しました。どこかで聞いたことあるような山の名前です。
北アルプスを意識してるんでしょうか。
歩きやすいのですが、時々こんな大きな岩が出てきます。
こちら側は勾配もないので安心です。
真ん中に大きく見える山が和気アルプス2番目の目標地点。竜王山です。
今からあんな所を登るのか?!と驚く感じでした。
涸沢峰。絶対に意識してますよね。。。笑
ここから分岐で先ほどの竜王山へと向かいます。あとでまた戻ってきます。
あんなに高く見えた竜王山ですが、意外とすぐに到着しました。
ここからすぐ近くの小竜王というピークも獲りに行きます。
ここから先はほとんど人が通らないのか、かなり草が生い茂っています。
5分ほどで到着しました。草がボーボーで嫌な感じでした。
すぐに退散!
竜王山から見た涸沢峰、再び登っていき戻ります。
涸沢峰から一つ先のピーク。もう確信犯でした。
本家のジャンダルムとは違いちょっとした岩場なので全然怖くないです。
奥ノ峰に到着です。先ほどの前ノ峰と間ノ峰というピークもありました。
どういう意味なんだろうか?
ここから一番奥の尾根に向かってなだらかに登っていきます。
この直線の道がすごく面白くて気持ちよかったです。
一番奥の尾根のまずは左側、剣峰にやってきました。
眺めがとても良くて少し休憩したり、こんな自撮りをして遊んでいました。
今日最後のピーク、目標地点の神ノ上山に到着しました。
最初の和気富士、途中の竜王山、神ノ上山と3つのピークで和気アルプス縦走完成となります。
記念撮影も完了です。ここまでは初心者でも難なく登って来れますが、
高所が怖い人は来た道をピストンで戻っていくのが一番だと思います。
ここからは先ほどの剣峰から降りるルートもあるようですが、私は南に向かうルートを
選択して下山しました。
ここからは上級者向けとなりかなり高所感満載となります。
神ノ上山から南側へ下山。こんな道が続くのだろうと思っていました。
向こう側にもルートがあり展望台があるとの事でたぶんあの岩のことだと思います。
なんとロッククライミングをしている人を発見。よくあんな岩を下っていけるもんなんですね。
向こうの尾根は怖そうだな~と思っていたら、こちら側の尾根もかなりの岩場でした。
これから降りていく道が見えないほどガンガンに岩場を降りていきます。
真下に岩場が見えます。今からあそこに降りていくのか!と驚くほどの勾配です。
じっくりと降りていけば全然大丈夫ですが、高所が苦手な方はやめておいた方が良いと思います。
この鎖を使って降りていき下にある岩の横を通って降りていきます。
20mぐらいの長い鎖場もあります。鎖を離さなければ全然大丈夫な所です。
下から見るとこんな感じです。
上の岩場よりも更に怖い所が出てきます。ここは100mほど長い一枚岩になった斜面に出てきます。
何も持つものがない岩場の急斜面をどんどんと降りていきます。
小野アルプスの紅山より怖いと思います。
斜面の勾配はこちらの方が分かりやすいかも知れません。
110mも続くスラブ(大きな一枚岩)です。
先ほどの岩場をクリアできるとなだらかな道になります。ここで先ほどのロッククライミングしていた
尾根の道と合流します。
ソーラーパネルや墓地に出てきます。イノシシよけに柵があるのでカラビナを外して通ります。
中学校の裏側に出てきました。フウーー生きて帰ってきた!という感じです。
再び金剛川に出てきました。ここから駅まで30分ほど歩きます。
長い道のりですが、今日の登山を思い出したり和気富士が見えてくるので楽しんだりと
それなりに楽しかったです。
和気富士、横から見たらちょっとボコってしてるんですね。
無事に駅まで帰ってきました。駅構内に入る必要はないのですが、なんか文明に触れたくて
入ってみました。笑
久々の人工物というか建物で、入ると安心したので、登山中はやっぱり緊張しているんでしょうね。
初心者から上級者まで楽しめる和気アルプス。
ご自身の体力に合わせてご挑戦してみてはいかがでしょうか。
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