和歌山県の山奥にある関西百名山の矢筈岳
山頂からは遠くに海が見え、山深い景色
弓の弦を掛ける矢筈に形が似ていて双耳峰
そんな山に登ってきました。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/36426047
登山口情報
登山口にはこのあまご釣りの駐車場を利用させて貰いました。
ここまでの道で手前に分岐がありますが、上に登らずに下側の道を進むとここに到着します。
かなり道が狭いので運転に軽自動車など小さな車が無難です。
私は1ボックスカーで行きましたが、狭くてヒヤヒヤでした。
YAMAPの地図ですが、かなり左側にPのマーク、駐車場がありますがここまでの道のりは
大きな落石や道が崩れているので、あまご釣り場の所に停める方を強くお勧めします。
あまご釣り場の駐車場は登山口のようになっていてトイレも開放してくださっています。
手前には東屋もありベンチもありました。
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★ |
登山中の絶景度 | ★★ |
登山客の多さ | ★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★★ |
鎖場や岩場など | ★★★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | この時期は見つけることができませんでした。 |
熊や鹿など動物の気配 | 日高川周辺は近年、熊の目撃が多いようです。 |
登山日記
トイレの横を抜けて川の上流へと向かいます。
遊歩道のようになっていてサクサクと歩いていくことができます。
橋があるので渡ります。水がとても綺麗です。
少し進むと滝が見えてきて石碑に詩が書かれていました。
鷲の川の滝と呼ばれる滝が見えてきました。この日は私も含めて3組だけ。
私が一番最後になるので、急いで登るので滝は帰りにじっくりと見ようと思います。
こちらが先ほど説明した奥の駐車場へと向かう林道の様子です。
手を広げれば端から端まで届きそうな道幅です。ここを車では私は怖くていけません。
林道から見える景色で、堰堤の下に溜まった水がとても綺麗でした。
透き通るような水の色ってほんとに綺麗ですね。
まだ駐車場は奥にあるようですが、こんな道が崩れた場所も・・・
あまご釣り場の駐車場を強くおススメします。
ここまでの林道はかなり狭かったですが、駐車場は大広場で20台くらいは停めれそうです。
もちろん誰も停まっていませんでした。
結構長いこと歩いてやっと登山口に到着しました。
川を渡って登山スタートとなります。
登山口からはしばらく階段が続きます。かなり昔に整備されたような感じですが、
人があまり来ない為か今でも綺麗に階段が残っているような感じでした。
一本道なので迷うことなく登り続けます。階段が終わるとこんな急登があったりします。
かなりガンガン登る感じなので辛いです。
そんなに眺望もありませんが、時折こんな抜けた景色が見れます。
山深いなぁと感じる場所です。
山頂の尾根に出てきました。双耳峰となっており低い方の峰から高い方の峰へと
尾根を通りますが、少し怖い場面もあります。
滑ったらどこまで落ちるか分からないような斜面もあり、もうすぐ山頂の手前で
意外にも結構な下りがあったりと、えええ!ってなるアップダウンでした。
山頂に到着しました。なんか看板が主張強めというかすごい量の看板です。笑
一方向しか見えませんが眺望もあります。
山頂少し手前では海もしっかりと見れました。
南側の海で白浜辺りが見えてるんでしょうか。
拡大するとこんな感じ。先端の半島みたいな所は白浜だと思います。
キラキラと美しい海でした。
帰りも山頂尾根を戻っていきます。滑りやすい斜面で右に落ちたらどこまで行くか分からない斜面。
慎重に進みます。
双耳峰の窪み部分でしょうか。この登山で唯一この山頂尾根はしっかりと気を付けて
進む必要があります。
痩せ尾根を進んでいきます。
遠くには日高川も見ることができました。
山の中で時々こうやって景色が抜けると自分のいてる場所を実感できます。
その後無事に下山して滝まで降りてきました。誰もいない登山道で結構長く感じました。
山深いので熊の心配もしながらなのでちょっと怖かったです。
帰り道に遠くから矢筈岳が見えたので撮ってみました。双耳峰の山頂が綺麗に見えました。
さっきまであんな所に居たんだなぁと思いました。
標高は810mほどと高くはありませんが山深い登山をがっつり堪能できる山でした。
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