【登山活動】曽爾高原を見下ろせる山容がカッコいい山『鎧岳』『兜岳』

ススキで有名な曽爾高原を見下ろせる
山容がとてもカッコいい山「鎧岳」「兜岳」。
道路から異様に立つ岩肌がかっこよくて、
鎧岳、兜岳を一気に縦走していきました。

登山ログ

YAMAP https://yamap.com/activities/30284041

登山口情報

駐車場 サンビレッジ曽爾さんの近くの道路わきに駐車スペースがあります。(下記の登山日記で写真参照)
トイレ 無し
洗い場 無し

登山日記

サンビレッジ曾爾さんの近くの道路に広い路肩がここに駐車しました。
2か所あるので、かなりの台数の車が停めれると思います。

駐車してからアスファルト道の県道を登山口まで上がっていきます。
20分くらいでしょうか。目の前には兜岳を見ながら歩きます。

自然歩道などもあるようですが、ここは曲がらずアスファルト道を進みます。

登山口に到着、しっかりと看板もあるので分かりやすくなっています。

しばらくこういう杉林の中を歩きます。

兜岳の山容の稜線、尾根に出るといきなり急登が始まります。
こんな岩盤などがあり、尾根自体も広くなく両サイドが崖なのでちょっと怖い感じもします。

写真では伝わらない急登な傾斜。

なかなかの登り方です。左側も崖なので滑らないようにゆっくりと登ります。
崖じゃなかったらなんとも思わないルートですが、急登と合わせて怖い感じがします。

こんなロープも出てきます。掴めるものも少ないのでロープは本当に助かりました。

ロープの途中の結び目がありがたくなるほどの怖さ、って伝わるでしょうか。
結び目をグッと握って慎重に登ります。

ついに山頂に到着しました。駐車してから1時間で登ることが出来ました。
急登で傾斜も怖かったですが、距離はそこまでなかったので早くに到着しました。
この看板を見たときにすごくホッとしたのを覚えています。
山頂の一番高い所にはこんな看板が立っていました。

見晴らしの良い所に香肌イレブン、鈴鹿で見かけるこの看板が設置されていました。
向こう側にはススキで有名な曽爾高原が見えています。
曽爾高原の美しい景色を楽しみにしていましたが、なんとこの日は野焼きの日で
どんどんと真っ黒になっていました。笑

3Dスキャンして山頂看板をお持ち帰りしてみました。

山頂から見える曽爾高原、炎までしっかりと見ることができます。
下の集落を見てもらうと分かりますが、標高920mですが、なかなかの高度感です。

次は兜岳の山頂からも見える鎧岳の山頂を目指します。
結構遠いですね。。。頑張ります。

兜岳の登りも急登ですが、下りも急坂でした。ロープなどがあり、所々は
両サイドが崖になっていて、足元を見ているのに、下に木が見えるほどです。

峠まで降りてくると今度は登り返しです。ここから鎧岳の登りが始まります。

兜岳に比べるとましですが、こちらもなかなかの急登でした。

この日は気温0度、登山道を流れる水が凍っていて、プチ氷瀑みたいな感じになっていました。

上に見える空の部分が鎧岳の山頂の尾根です。あと少しですが、このラストの登りが結構つらいです。
つづらになっていて、じっくりゆっくりと登っていきます。

やっと尾根まで出てきました。山頂まではもう平坦です。

やっと到着しました。この日は誰にも会わなくて本当に一人でこの山を独り占めしています。
緊張もあったのか、山頂看板を見るとホッとします。あ～ついた！って独り言を言っています。
ここでお昼ご飯を食べて、ゆっくりしました。

こちらも山頂看板をスキャン！

山頂看板には「南進禁止」と書かれていました。
南はあの道路から見える壁みたいな岸壁の方面です。禁止と書かれているのも珍しいです。

少し降りたところから今度はこの左側のルートから下山します。

登ってきた急登が嘘のように、なだらかな下り坂を降りていきます。

こんな写真を撮っている余裕があるほどなだらかです。

ふと見上げると遥か真上ぐらいに鎧岳の山頂が見えています。
すごく近くなのに真上にあるという驚き。本当に崖のましたなんですね。

誰もいない林道、静かすぎて幸せな気分でした。
大好きなスピッツを歌いながら歩いていました。笑

アスファルト道に戻ってきて、これまた広大な光景。ここから曽爾高原も見れました。

ふと振り返るとさっき登ってきた鎧岳が見えました。
あんな場所にさっきまで居たのか！と驚くほどの高低差に驚きます。

アスファルト道に出てきてかれこれ1時間ほど、ちょっと道を間違えたのか、
集落の一番下の道まで降りてきてしまいました。
4時間ほど掛かりましたが、本当に楽しい山でした。