山形と宮城にまたがる奥羽山脈の最高の山。
雄大過ぎる景色は活火山が作った光景で、
御釜と呼ばれる火口に水がたまった光景。
なだらかに続く馬の背などが楽しめます。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/32916612
登山口情報
蔵王エコーラインを登っていき、有料道路「蔵王ハイライン」を通り刈田嶺神社まで登ります。
レストハウス前には第一~第四までの広い駐車場があります。
トイレはレストハウス内にありますが、朝は開いていない事もあるようです。
蔵王ハイライン 550円 駐車場は無料となります。
登山日記
この日はかなり天気が悪く、蔵王に登ってくるとガスガスな状態です。
料金所のお父さんに「今日は御釜は見れないんじゃないかな~」と言われてしょんぼり。
貰ったパンフレットの御釜を見ながら登ります。
このレストハウスにはレストランやお土産、トイレなどがあります。
まだこの時間は営業されていないようでした。
レストハウスの奥側に稜線が見えてきます。この写真の左奥が御釜があります。
右側が刈田岳となるので、まずは右側の方へ向かいます。
刈田岳へはわずか100mほどです。
ガスで山頂が見えません。なだらかな坂道を登っていきます。
何やら鳥居や建物が見えてきました。
刈田岳の山頂は活火山な雰囲気で赤い地面でした。
なんか地獄な雰囲気。ちょっと怖いです。
こちらが刈田岳の山頂です。鳥居を潜っていきます。
山頂の看板がありました。ここにはお堂と売店があり、百名山バッチも売っていました。
バッチを2つほど購入して、お参りさせて頂きあとにしました。
先ほどの分岐から今度は左に真っすぐと歩いていきます。ずーっと平坦な道で、
この辺までは一般の方も御釜を見に来たりと賑わうようです。今日は生憎のお天気で
御釜を見るのが難しそうです。
熊も出るようです。今から向かう山は「熊野岳」。
熊もいることでしょう。
なぜ蔵王っていうんだろうか?と思いながら歩いていましたが、あとから調べたら
この山は「火の山」と呼ばれていたそうです。それを鎮めるため?に蔵王権現を祀ったそうです。
それ以来、蔵王山と呼ぶようになったようです。
先月にちょうど奈良県の大峰山「山上ヶ岳」に登った時に蔵王権現が現れた場所。
湧出岩を見てきましたので、なんか所縁があって面白かったです。
ふと長い馬の背を歩いていたら、急にガスが晴れて御釜を見ることができました。
ほんの一瞬の出来事でしたが、見れて良かったです。
急に現れた御釜、想像よりも20倍ぐらい大きかったでしょうか。池をイメージしてましたが、
大きな火口にたまった水はスケールが大きすぎて、脳が理解できないスケールでした。
熊野岳の手前の分岐の所、馬の背の終点からも見ることができました。
今日はこれが最後で御釜を見ることはできませんでした。
活火山ですが様々な花など植物も自生していました。
こんな花を見ながら登山って幸せですよね。
少し登ると山頂が見えてきました。
鳥居とお堂、避難小屋が設置されていました。
百名山の三角点にタッチ。感無量です。
刈田岳の山頂で購入した百名山バッチと一緒に記念撮影。
標高1840mとは思えないほどお手軽に登れました。
その後30分ほど晴れるのを待ってみましたが、この日はなかなかのガスで晴れる気配が無いので
下山しました。
道中でお話したご夫婦にコマクサを見せて貰ったりと、蔵王山をいっぱい楽しむ事ができました。
朝はガラガラだった駐車場も帰ってくるといっぱいになっていました。
第二駐車場まで溢れることはなかったですが、多くの方で賑わっていました。
蔵王山、お手軽に活火山の雄大な光景を楽しめるすごい山でした。
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