九州遠征2日目は祖母山に行ってきました。
こちらも百名山の一つで大昔から変わらぬ
雄大過ぎる景観を今なお見ることができます。
ユネスコエコパーク指定の大自然を満喫。
登山ログ
YAMAP https://yamap.com/activities/33742569
登り 千間平コース
下り 風穴コース
登山口情報
登山口には北谷駐車場という15台ほど駐車可能な駐車場があります。
道路脇にも停車可能なようで、それ以上に駐車も可能です。ここまでの道路はこの登山口までの
アクセスになるので他にも車の往来があることは無さそうです。
駐車場は無料です。
トイレも設置されています。
GoogleMap https://maps.app.goo.gl/v5eFJAXoCF7K9uzW8
勝手に登山指数
登山道の整備度 | ★★★★ |
山頂からの絶景度 | ★★★★★ |
登山中の絶景度 | ★★★ |
登山客の多さ | ★★ |
登山道の高所・難所感(高さを感じるような場所) | ★★★★ |
鎖場や岩場など | ★★★ |
登山道の静けさ(街の音など) | ★★★★★ |
高山植物や花 | ★★ |
北谷コースはなだらかで安全です。
風穴コースはハシゴや岩場も多く高所感が満載です。
登山日記
登山日記を書く前に絶対にこれは紹介しておかないとと思うのが、登山口までのアクセスです。
九州の中心部よりちょっと東の山深い場所にあるために登山口までの道がかなり大変でした。
登山口手前は砂利道になっていて、ムチウチになりそうなグワングワンな所もあります。
砂利道は1キロ、2キロほどぐらいでしたが、未舗装の場所もあるので注意が必要です。
7時ごろに登山口に到着しました。お盆の時期ですが7時ごろでも駐車場に空きはありました。
後から来た人に聞くと、8時ごろには道路側にも溢れていたそうです。
小屋の裏側がトイレになっています。
小屋を挟んで真向かいに登山口があります。北谷登山口から千間平コースで登ります。
この2つのコースですが、全然違うコースになります。
千間平コースは緩やかなに登っていき歩きやすくなっています。急登も一切ないコース。
風穴コースは最初こそ穏やかですが、途中からハシゴなど岩場をドンドン登る急登コース。
となっています。下りが苦手な人は風穴コースから登る方が良いと思います。
また高所が苦手な方は千間平コースをピストンが歩きやすいと思います。
登山口にはカウンターが設置されていますので、ポチッとしておきます。
この千間平コースはかなり緩やかで時々キュッと登る感じはありますが、ほぼ緩やかなコースに
なっています。平地を歩いていく感じのスピードで進む事ができます。
1合は530mできっちりと標識が立っています。5.3kmと山頂までの距離は結構ありますが、
緩やかの為に次々にこの標識を見ていくことができます。
もうここは平坦すぎる場所です。逆にもう少し登ってもいいのよ!と思うほど平坦です。
三合目からは尾根に出て向かう方角が変わります。尾根に出ると緩やかに登りますが、
五合目辺りからはまたずっと平坦が続きます。
道中に三県県境という珍しい場所があります。熊本、大分、宮崎の三県の県境が合わさった所で
面白い所でした。
こんなに歩きやすいのに、ここまでで出会ったのは1人だけ。静かすぎる山でした。
山深いので下界からの音もなく、時折飛行機の音が聞こえるぐらいでした。
国観峠という場所に出てきました。大きく開けた場所で遠くに祖母山を見ることができます。
広場の隅にお地蔵様が居てます。
お地蔵様の前でしばし休憩。ここから山頂まで登りがあるので足を休めておきます。
国観峠を越えると勾配があります。今までの平坦が嘘のように登りが続くので、
ここでしっかりと頑張ります。
山頂と9合目避難小屋との出合いに到着。祖母山の百名山バッチは9合目避難小屋で販売のようなので
避難小屋に行ってみます。
避難小屋に到着しました。思っていたよりも立派な建物でソーラーパネルなどが設置されていました。
トイレもあり利用可能でした。
中もとても綺麗でした。朝早くに出発する人はこの2階で寝るようになっています。
普通に出発する人は奥の左側の寝室で寝ることができます。
こちらはリビングとなっています。本などもたくさん置かれて夜は賑わいそうです。
電気も使えるようでLEDの照明が点灯しました。
現在は無人になっていて百名山バッチは購入できませんでした。
避難小屋から山頂へ向かいます。山頂までは勾配がきつくなってきます。
いよいよ山頂です。
無事に山頂に到着しました。よく見かける看板。
神社がまつられていました。
難しい名前の神社です。
山頂全体の雰囲気はこんな感じです。結構広いので多くの方が休憩できます。
雲が目線の下にあります。感無量の瞬間ですね。九州の空を感じることができました。
逆側の光景はこんな感じ。大きな山が回りに見えます。雄大すぎる光景です。
この山頂はかなり切り立っていて足元はすぐに崖になっているので注意が必要です。
帰りは風穴コースにしました。こちらからは結構な下りが続くので下山も体力が必要です。
途中にはこんな光景もあります。この向こう側は崖になっています。この崖を右側から取り巻いて
降りていきます。
風穴コースの危険個所にはこんな看板が設置されています。何度もこの看板が出てくるので
この看板が出てきたときは特に注意して降りていきます。
こんなハシゴが出てきたり。
下から見上げるとこんな感じ。
一番長いハシゴがこれでした。2つのハシゴが途中で繋がっていました。
またこの看板。
かなりの傾斜です。
ハシゴは何度も出てくるのでやっぱりここは登りの方が楽しそうです。
風穴コースの由来にもなっている風穴に到着しました。なんなんだろう?と気にはなっていましたが、
洞窟のようです。ビックリしたのがここはとても寒くて、真夏とは思えない気温でした。
吐く息が白くなるほどなので10℃以下にはなっていたと思います。
25度近くだった気温が見ているうちに下がってきます。ここに10分近く涼しんでいましたが、
寒くなってきたので離脱しました。
洞窟の前までハシゴで降りて入り口から覗きましたが、真っ暗で怖かったです。
このハシゴの向こう側、右奥に風穴がありますが、このハシゴを降りる時も冷気が降りてきて
寒く感じました。不思議な場所があるんですね。とっても貴重な体験が出来ました。
風穴から程なくして杉になり道は穏やかになってきます。このコースはしっかりと整備されていて
急登にはなりますが、安全に登山することができます。
無事に登山口に戻ってくることができました。
登山口の小屋にこんなポスターを発見。急いで道の駅に向かいます。
道の駅には30分ほどで到着して、無事に百名山バッチを購入できました。
お盆で混んでいましたが、せっかくここまで来たので高千穂峡にも寄ってみました。
30年ぶりでしょうか。昔と変わらない光景が広がっていました。
この時は地震の影響でボートは乗れなかったようです。
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